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ヤ軍指揮官 2、3点差なら守護神は続投だった 逆転満塁弾ボルピは攻走守に将来期待

スポニチアネックス / 2024年10月30日 14時50分

<ヤンキース・ドジャース>ヤンキース・ボルピ(左)は8回、本塁突入で追加点(AP)

 ◇ワールドシリーズ第4戦 ヤンキース 11ー4 ドジャース(2024年10月29日 ニューヨーク)

 ヤンキースは29日(日本時間30日)、本拠ヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ(WS)第4戦でドジャースを11-4と破り、3連敗から初勝利を挙げた。1点を追う3回に地元ニューヨーク出身の7番・ボルピの満塁本塁打で逆転。さらにウェルズ、トーレスの本塁打などで差を広げ、7回途中から守護神ウィーバーを投入してドジャース打線を沈黙させた。

 試合後のアーロン・ブーン監督との主な一問一答は以下のとおり。

 ――シリーズ初勝利

 「私たちは1勝を挙げ、明日まで持ち越す準備ができていた。シリーズの先のことは考えるべきではない。良い打席がたくさんあり、ボルピの一打が大きかった。ボルピ、ウェルズ、バードゥーゴといった下位打線が活躍した。追加点を加えるのにも良い仕事ができ、おかげで最終回はウィーブ(ウィーバー)を交代させられた。2、3点差なら彼を続投させるつもりだった。それをしたら明日の起用が怪しくなる。だから追加点が響いた。投手陣も好投し、守備も良かった。私たちにとって良い夜になり、明日はまた新たな機会が手に入った」

 ――ボルピの満塁弾

 「大きかった。試合前の会見時からアンソニーの話が出ていた。今夜は良い打席が他にもあった。センターへの飛球も良いスイングだった。良い守備もしてくれた。(8回に)バードゥーゴの内野ゴロで好スタートを切り、際どいプレーにすらならなかったのは見事だった。その後にグレイバー(トーレス)の一発が出て、大差になった。そうやってビッグイニングができていった」

 ――地元チームでプレーすることの難しさにボルピはどう対処しているのか

 「彼は上手にやっている。彼はヤンキースの選手でいることが大好き。同じように大事なのは、同僚たちを愛していること。このチームの結びつきは本物だ。試合前に話した通り、昨季はゴールドグローブ賞を勝ち取った。今季もファイナリストの1人だ。重要なポジションで凄い守備をしている。打撃面でアップ&ダウンはあったが、今季中に行った適応は長期的な視野で支えになるだろう。プレーオフではハイレベルの打撃を見せ始めている。長い目で卓越したオールラウンドプレーヤーになる選手を目にしている。走塁も良いし、身体能力が高い。いい青年でもある」

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