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須藤元気氏 衆院選でケタ違いの選挙資金 そのワケは「政治とカネを終わらせることができるんじゃ…」

スポニチアネックス / 2024年10月30日 17時13分

須藤元気氏

 27日投開票の衆院選に出馬し、落選した元格闘家の須藤元気氏(46)が29日、YouTubeチャンネル「ReHacQ―リハック―」の生配信に出演し、選挙戦資金について明かした。

 注目選挙区の東京15区から無所属で立候補。現職の立憲民主党・酒井菜摘氏と激しいつばぜり合いを演じたが、1125票という僅差で涙をのんだ。

 「正直、全員ボランティアでやって。今回、小選挙区で1100名くらい出ていますかね?たぶん、一番お金かけてないんじゃないですかねって。正直、百何十万で戦ったんで。(移動は)自転車だけで」。自転車にのぼりを立てての街宣活動だった。

  実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)からは「300、400万使ったら、受かったんじゃないですか?お金あるじゃないですか?(パフォーマンス集団の)WORLD ORDERとかでもうかったんだから」と指摘された。すると須藤氏は「ないです。前回の補選で結構使って、貯金で1000万円使って」と、既に貯金は使い果たした中での戦いだったことを明かした。

 さらに、「金権選挙」の実情を垣間見ることできる告白も。「それで戦う時に“いくら使うの?”って言われて、“1000万くらいで戦います”って言ったら、“そんなんじゃ勝てないよ”って言われまして。“先生、どのくらい使うんですか?”って聞いたら、“俺は3000万かな”って言われて。“でも与党はもっと出すから”って言われて」。すると、日本維新の会の音喜多駿政調会長は「2000万がまず公式に出てますからね。2000万から始まってますからね。その支部に」と、自民党の2000万円支給をめぐる問題を引き合いに続けた。

 節約選挙を戦った理由について、「無所属で戦って、野党第1党の立憲を倒せば、政治とカネが一つの争点だった。そこを終わらせることができるんじゃないかと、そういったレジェンド枠を狙ったところはあった」と、野望を持っていたことを打ち明けた。

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