楽天 三木流「鍛錬」の秋 「走り込み、投げ込み、振り込む。数も含めてやり込む」

ナイン、スタッフを前に秋季キャンプ初日で心構えを解く楽天・三木監督

　楽天は本拠地で秋季キャンプが始まり、5年ぶりに1軍の指揮を執る三木監督はテーマを「鍛錬」と位置づけた。

　「走り込み、投げ込み、振り込む。数も含めてやり込む」。来月14日までの期間中、休日はわずか2日間と少ない。投手と野手の垣根も取り払う。

　「キャッチボールも投手と野手で行う。試合になったら全員でやるわけだから」と通常なら投手同士、野手同士に分かれるところ、意図的にマッチングさせる。コーチ陣も発表され、今季はヘッドコーチを置かない方針だ。

　≪来季コーチ陣発表　3コーチが1軍に昇格≫楽天は30日、来季のコーチ陣を発表した。三木新監督とともに、石井、久保両投手コーチと田中バッテリーコーチも2軍から昇格。1軍で新任となる渡辺打撃コーチは日本ハムでプロスカウト、川名外野守備走塁コーチは同球団でスタッフ、森岡良介打撃兼野手コーチ補佐はヤクルトで内野守備走塁コーチを務めていた。