DeNA・ケイ 日本シリーズ新記録!初回先頭から4者連続三振「ベストピッチングを心がけた」
スポニチアネックス / 2024年10月31日 5時33分
◇SMBC日本シリーズ第4戦 DeNA5-0ソフトバンク(2024年10月30日 みずほペイペイD)
同じ95年生まれの左腕・東から受け取ったバトンを、DeNA・ケイが7回4安打無失点の好投でつないだ。球団助っ人のシリーズ初白星で零封を呼び「自分のベストピッチングを心がけた。勝つことができて、とてもうれしい」と頬を緩めた。
左打者6人を並べた強力打線を相手に自らの名前を連想させる「K」で波に乗った。先頭の柳田、周東を同じ外角スライダーで連続空振り三振。栗原には外角を意識させ、最後は内角ツーシームを振らせて3者凡退に仕留めた。2回先頭の山川にはワンバウンドを振らせ、初回先頭から4者連続三振。「一年を通して取り組んでいたストライク先行」の意識で、91年第1戦の工藤公康(西武)ら6人がマークしていた3者連続を抜くシリーズ新記録を樹立した。
5回2死二塁で甲斐を相手にこの日最速の155キロをマークするなど、直球も威力抜群だった。一方で「一番の鍵になる」と警戒していた主砲の山川には直球を1球も投げずに3打席凡退。1―0の6回2死二、三塁では初球139キロチェンジアップで中飛に打ち取って吠え、「山川選手にはつながせない、打たせないことが肝になる。それができて良かった」とうなずいた。
内外に加え、緩急自在の助っ人に三浦監督も「抜群に良かった。真っすぐの切れも、変化球の制球も、最高の投球をしてくれた」と脱帽した。
ケイは前夜に7回10安打1失点で勝利したエースの東と登板後にお互いの勝利をねぎらい「ポストシーズンになってアドレナリンも凄くいっぱい出る」と笑った。6回1安打無失点で勝利した16日の巨人とのCSファイナルS第1戦に続き、今ポストシーズン2勝目で、防御率は0・55。セ・リーグ王者を相手に下克上ムードを漂わせる快投を演じたあの日と同じ102球の熱投が、またもシリーズの流れを大きく手繰り寄せた。(花里 雄太)
《3者連続は6人》ケイ(D)が初回先頭から4者連続奪三振。初回先頭からの連続奪三振としては、54年第1戦の杉下茂(中)、67年第5戦の堀内恒夫(巨)、84年第3戦の佐藤義則(阪急)、91年第1戦の工藤公康(西)、09年第4戦の高橋尚成(巨)、11年第6戦の吉見一起(中)の3者連続を抜くシリーズ新記録となった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
堀内も工藤も超えた「気迫で負けない」DeNA先発投手のケイが達成した日本シリーズ史上初の快記録
スポーツ報知 / 2024年10月31日 5時5分
-
【DeNA】ケイが日本シリーズでは球団初の助っ人勝利投手 左6人のソフトB打線を封じたバッテリーの戦略
スポーツ報知 / 2024年10月30日 23時31分
-
快投披露のDeNAケイ 前夜粘投の東を参考に?「あまり参考にしなかった」「どっちかというと…」
スポニチアネックス / 2024年10月30日 23時6分
-
DeNA・ケイが今年一番の快投「またハマスタに戻って皆さんの前でプレーできることを楽しみにしてます」
スポニチアネックス / 2024年10月30日 22時24分
-
DeNAケイ「気迫では負けない」と7回7K零封!初回先頭から4者連続奪三振の日本シリーズ新記録も達成
スポニチアネックス / 2024年10月30日 21時31分
ランキング
-
1山本由伸が球界史上初「5冠」達成!プレミア12、東京五輪、日本一、WBC、WS制覇のコンプリート
スポーツ報知 / 2024年10月31日 13時20分
-
2DeNAが驚異の“外弁慶”発揮!●●からの○○○で下克上日本一に王手 3位から頂点なら2チーム目
スポニチアネックス / 2024年10月31日 21時44分
-
3ヤンキース、15年ぶり世界一ならず ブーン監督「痛みは永遠に消えない。心が張り裂けそう」
スポニチアネックス / 2024年10月31日 14時22分
-
4大谷翔平「もう無理かなと思ったんですけど…」 WS第2戦で左肩亜脱臼 レジェンドたちに明かした本音
スポーツ報知 / 2024年10月31日 19時51分
-
5大谷、フリーマンはスーパースターなんだ!ド軍同僚選手もうなる「手術が必要かもしれない状況でも」
スポニチアネックス / 2024年10月30日 6時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください