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ゴジラが凱旋!松井秀喜氏がWS第5戦で始球式 鋭い球にNYファン大歓声 大谷と“対戦”は実現せず

スポニチアネックス / 2024年10月31日 9時1分

ワールドシリーズ第5戦<ヤンキース・ドジャース>始球式に登場した松井秀喜氏(撮影・沢田 明徳)

 ◇ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース-ドジャース(2024年10月30日 ニューヨーク)

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(50=ヤンキースGM特別アドバイザー)が30日(日本時間31日)、ヤンキースタジアムで行われたヤンキース-ドジャースのワールドシリーズ第5戦で始球式を務めた。

 ヤンキースのジャケットを着た松井氏はマウンドから捕手・トレビノに向かって右打者の内角高めへ鋭い球を投げ込んだ。

 球場の観客は松井氏がマウンドに立つ前から大きな拍手で出迎え、投球後も大歓声を送った。

 ヤ軍にとってはメジャー最多27度目の世界一に輝いた09年以来のワールドシリーズ。15年前に日本選手初のシリーズMVPに輝いたのが松井氏で、フィリーズとの6試合で13打数8安打、打率・615、3本塁打、8打点の大暴れで制覇に貢献した。

 今回のWSでは本拠ヤンキースタジアムに戻った第3戦で当時の主将デレク・ジーター氏が始球式を務め、29日の第4戦では90年代の黄金期を支えた元外野手のポール・オニール氏が始球式を行った。

 “大トリ”を任された松井氏にたすきをつなぐためにも、第4戦は絶対に負けられなかったヤンキースは、第4戦でドジャースを11-4で破り、名門の意地で今WS初勝利を挙げた。

 メジャーリーグの始球式は基本的に打者は立たずに行われるため、松井氏とドジャースの先頭打者・大谷の“対戦”は実現しなかった。

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