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ドジャース世界一 V犠飛・ベッツ、劇的大逆転に「本当にクレイジー」「選手は誰一人諦めてはいなかった」

スポニチアネックス / 2024年10月31日 14時14分

4年ぶり8度目の世界一に輝き、マウンドに集まるドジャースナイン(AP)

 ◇ワールドシリーズ第5戦 ドジャース7ー6ヤンキース(2024年10月30日 ニューヨーク)

 ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に逆転勝利。対戦成績を4勝1敗とし、2020年以来4年ぶり8度目となるシリーズ制覇&世界一に輝いた。決勝犠飛を放ったムーキー・ベッツ内野手(32)は、試合後「本当にクレイジー」と喜びいっぱいに語った。

 序盤に5点差をつけられる苦しい展開も、5回に相手のミスから無死満塁と一気に好機を広げ、ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスの3者連続適時打で一気に5点差を追いつき同点。6回にスタントンの犠飛で得点を許したが、1点を追う8回に連打と四球で無死満塁の好機。9番ラックスが犠飛を打ち上げて同点とすると、大谷は初球が打撃妨害となり、1死満塁でベッツにつないだ。ここでベッツが犠飛を打ち上げ、最大5点ビハインドの展開からついに逆転した。

 試合後、ベッツは「うちの選手は、誰一人諦めてはいなかった」と、5点差でもベンチの士気は高かったと回顧。「1打席1打席、積み上げていければと思っていた」と振り返った。

 それでも「でも、本当にクレイジー。驚くべき展開だった」と劇的な逆転に大興奮。「私たちは正々堂々とプレーしようとした。うちのメンバーのキャラクターが出た試合だったと思う」と胸を張った。

 5点ビハインドの5回の自身の一塁ゴロが流れを変えたことについては「運が良かった」と謙虚。「あれで攻撃をつなげることができた」と感慨深げに振り返った。

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