タカアンドトシ コンビ名変更してのM－1再挑戦プランあったと仰天告白 浮上したコンビ名は…

「タカアンドトシ」のタカ（左）とトシ

　お笑いコンビ「タカアンドトシ」が30日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」（水曜後11・17）にゲスト出演。かつて幻のコンビ名でM-1に再挑戦するプランがあったと明かした。

　1995年4月から活動を始めたタカアンドトシは2002年に北海道・札幌から上京すると、04年のM-1グランプリで決勝進出を果たし4位となった。M-1の出場資格は結成10年以内であったため、05年からは出られないが、M-1を主催するABCのスタッフから「タカトシ、コンビ名カタカナに変わったんやろ、何年か前に。それやったら出れるんちゃうん」との話があったとした。

　01年に「タカ＆トシ」から「タカアンドトシ」に改名しており、トシは「そんなんダメでしょ」と思ったというが、タカは「えっ？出れるんですか」「とにかく優勝したかった、あの時は」と前向きだったという。

　そこでABCのスタッフは再度会議を行い「それだったら中途半端やから、コンビ名を変えちゃおうか」との意見が出たという。そこで考えた新たなコンビ名は「ミートアンドボール」だったとし、トシは「で、出るみたいなことになって」と振り返った。

　「いいのかなあ、そんなこと。でもまあスタッフ側が言ってるんだったらいいだろうとようやく気合を入れ直して」と話したものの、再びABCのスタッフからジンギスカンの店に呼ばれ「M-1の件なんだけれども、なかったことにしていただきたい」「いろいろABC側で協議した結果、名前を変えるのはずるいんじゃないか」との結論になったと言われたとした。

　トシは「そこ？最初に言いましたよね、僕ら」と当時の様子を再現して笑わせると、「そうしてなくなったということはありましたよ」と語った。MCの「かまいたち」濱家隆一が「ジンギスカン食べさしたらなんとかなるんちゃうかって思われてるんも腹立つしねえ」と話すと、トシは「足元見られたなって」と残念そう。タカは「でもあのジンギスカンうまかったな」と冗談めかして話してみせた。

　「かまいたち」山内健司は「タカトシさんがラストイヤーの次の年にミートアンドボールで出てたら引いてた」とコメントした。トシは「そうでしょう？どうかしてたんですよ、あの時。スタッフも我々も」と冷静に語った。