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ヤンキース・ジャッジ「僕たちは特別なものを手に入れた」 ドジャース称え、仲間、ファンへ感謝語る

スポニチアネックス / 2024年10月31日 16時4分

5回に痛恨の落球となったヤンキース・ジャッジ(AP)

 ◇ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース6―7ドジャース(2024年10月30日 ニューヨーク)

 ヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠ヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ(WS)第5戦でドジャースと対戦し、6―7で敗れ、2009年以来の世界一を逃した。

 主砲ジャッジは初回1死一塁、ドジャース先発フラーティの初球、真ん中に入った直球を右中間席へ運んだ。ワールドシリーズでは19打席目の初アーチとなった。

 ジャッジは中堅の守備でも、4回にフリーマンの左中間への大飛球をフェンスに激突しながら好捕。しかし、5回には1死無走者からエドマンの平凡な飛球を落球し、そこからドジャースに一気に同点に追いつかれた。ジャッジでつかんだ試合の流れは、ジャッジの一つのミスからドジャースへと移ってしまった。

 試合後のジャッジと報道陣のやりとりは以下の通り。

 ――今日を終えて。

 「まずは彼ら(ドジャースが)1年を通してやり遂げたことに対しおめでとうと言いたい。我々はいくつかのミスを犯し、それが本当に痛かった。だが、今年は本当に素晴らしい1年だった。このメンバーでプレーすることは楽しかった。本当に一丸になった。ここに来るために契約した選手、トレードでやってきた選手、みんなこのクラブにぴったりで、僕らがやっていることを本当によく理解してくれた」

 ――5回表について

 「いいチームに点を与えてはいけないようなミスが2、3回あった。僕のラインドライブをミスするプレーから始まった。ポストシーズンでドジャースのようなチーム相手に3つもアウトを取れないようなミスが出れば、それを利用されるだけだ。しっかりと自分のプレーを成功させなければならない」

 ――あなたにとっての初のワールドシリーズはどうだったか。

 「いろいろなことがあった。正直言って、この2、3日、ヤンキースタジアムが揺れ動くのを見ることができたのは、とても特別なことだった。街が活気づくのを見ることができた。シーズンを通して、浮き沈み、負けの悲鳴、重みのある悲鳴、思い通りにならない厳しい判定など、多くの中で戦ってきた。このような最終戦に臨むために、そこに出て、ドジャースと競争することは間違いなく真実だった。でもね、ここには特別なグループがいるんだ。初めてポストシーズンの野球を経験した若い選手たちが大勢いて、ウェルズ、ボルピ、チザムが大きなホームランを打ったり、いい打席に立ったりした。僕たちは特別なものを手に入れたんだ。そして、このことが多くの選手を奮い立たせ、特に僕を奮い立たせたことは分かっている」

 ーーファンへ

 「ヤンキースのファンは毎日試合を見にきてくれた。3月の開幕から今までずっと彼らは素晴らしく、応援してくれた。私たちのために彼らはいつもいてくれた。だから、彼らは世界最高の人間であり、ワールドシリーズにまさに相応しいファンだ」

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