DeNAの勢いが止まらない！6回で先発全員安打を達成 王者・ソフトバンクを圧倒し王手へ前進

＜ソ・D＞4回、3ランを放った牧（背番号3）を迎える三浦監督（左端）らDeNAナイン（撮影・成瀬　徹）　

　◇SMBC日本シリーズ2024第5戦　DeNAーソフトバンク（2024年10月31日　みずほペイペイD）

　DeNAは31日、ソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ」第5戦に臨み、6回までに4―0とリード。先発全員安打の10安打を放つなど、攻守に王者を圧倒している。

　まずは0―0で迎えた3回だった。先頭の牧が中前打で出塁。オースティンが左飛に倒れ1死となると、佐野の代わりに今シリーズ初スタメンに起用されたフォードが右前打で1死一、二塁とチャンスメーク。続く宮崎は一飛で2死となるが、筒香が相手先発投手・大関のフォークをすくい上げ、中前適時打で3試合連続の先制に成功した。

　1―0の4回には先頭の桑原がしぶとく遊撃への内野安打で出塁。続く梶原も遊撃への内野安打で一、二塁とチャンスをつくった。すると牧が相手3番手・前田純の甘く入った直球を強振。圧巻の3ランで貴重な追加点を叩き出した。

　6回に先頭のオースティンが、もう少しでスタンドインという大きな当たりの二塁打。この回は無得点に終わったが、これで先発全員安打を達成。先発投手のジャクソンも6回までソフトバンク打線を3安打に封じ無失点と、攻守で圧倒している。

　▼牧　クワ(桑原)さん、カジ(梶原)がつないでつくってくれたチャンス、余計なことは考えずとにかく強く捉えることを意識していました。追加点を奪うことができうれしいです。次の打席も頑張ります！