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パ王者・ソフトバンク崖っ縁 打線沈黙で3連敗…2試合連続零敗、シリーズワーストタイ26イニング無得点

スポニチアネックス / 2024年10月31日 21時44分

<ソ・D>3連敗にぼう然とするソフトバンクベンチ(ベンチ前列左から)山川、近藤、柳田、栗原、嶺井。右端は小久保監督(撮影・篠原岳夫)

 ◇SMBC日本シリーズ2024第5戦 ソフトバンク0ー7DeNA(2024年10月31日 みずほペイペイD)

 ソフトバンクはDeNAに0-7で敗れ、本拠地で悪夢の3連敗。2勝3敗とDeNAに王手をかけられ、4年ぶりの日本一奪還へ崖っ縁に立たされた。3回に3試合連続で先制点を献上すると、1点を追う4回に3番手・前田純投手(24)が牧に1号3ランを浴びた。打線はDeNA先発ジャクソンにわずか3安打に抑えられた。

 先発の大関が3回につかまった。初回、2回とピンチを切り抜けた左腕だったが、3回2死一、二塁、筒香に先制の適時中前打を許した。3試合連続で追いかける展開となった。

 1点ビハインドの4回には3番手・前田純が牧に左翼席への3ランを浴びて、リードを広げられた。9回にも2死満塁から、押し出し死球などで3点を失った。

 打線は先発・ジャクソンに苦戦。2回2死一、二塁と先制のチャンスを作ったが、海野は見逃し三振。4点を追う7回2死二、三塁でも周東が二ゴロに倒れた。

 本拠地での同一カード3連敗は今季初。打線は第3戦の初回以降、好機を決めきれず沈黙し、屈辱の2試合連続零封負けを喫した。26イニング連続無得点となり、1958年の巨人のシリーズワースト記録に並んだ。

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