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五木ひろし「西やん、西やんと…」西田敏行さんを悼む 大阪・新歌舞伎座で60周年特別公演が開幕

スポニチアネックス / 2024年10月31日 21時53分

歌手生活60周年特別公演で堀部安兵衛を演じる五木ひろし(右)と坂本冬美(撮影:田中 聖太郎)

 歌手・五木ひろし(76)の60周年特別公演「花のお江戸の快男児 喧嘩安兵衛/スペシャルショー」が31日、大阪・新歌舞伎座で開幕、歌手の坂本冬美(57)が特別出演し花を添えた。

 三木のり平演出で知られる「喧嘩…」は、赤穂浪士随一の剣客として知られる堀部安兵衛(五木)の若いころを、笑いを交えて描く名作喜劇。さらに、2部の歌謡ショーでは2人がヒット曲の数々を披露した。

 五木は初日のあいさつと、自身60周年の感謝とともに、MCでワールドシリーズに触れ「ドジャースが優勝してしまいました。しかもニューヨークで。途中で“今日は負けたな”と思ったんですけど逆転で。今日はいいことずくめの初日です」とにっこり笑った。

 さらに「急にこのコーナーを設けることにしました」と、17日に急逝した西田敏行さん(享年76)のヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」を熱唱。「20年も前になりますか。親しくして頂いて。“西やん、西やん”って呼ばせてもらって。急にこんなことに…」などと悼み西田さんが笑顔を浮かべるありし日のスナップがスクリーンに大写しになった。

 また、坂本は「子どものころから大スターの五木さんの節目の舞台に出させて頂いて本当に光栄。お芝居では10代の役(笑)。もしかして双眼鏡で見てはる人もいるかもしれませんけど、それだけはやめてくださいね」と笑わせながら「夜桜お七」や「また君に恋してる」などを披露。五木の太鼓でデビュー曲「あばれ太鼓」を歌い上げるぜいたくなひと幕もあった。公演は11月21日まで。

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