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Sフライ級最強挑戦者決定戦はドロー決着も山口仁也が挑戦権獲得 重里侃太朗は再戦意欲「男として」

スポニチアネックス / 2024年10月31日 22時32分

ドロー決着も優先点で上回った山口(左)

 ◇LifeTime Boxing Fights24」スーパーフライ級最強挑戦者決定戦8回戦 山口仁也(三迫)《引き分け》重里侃太朗(志成)(2024年10月31日 東京・後楽園ホール)

 日本スーパーフライ級1位の重里侃太朗(28=志成)と同級2位の山口仁也(24=三迫)による同級最強挑戦者決定戦は1―1の判定で引き分けたが、優勢点がついた山口が勝者扱いとなり、同級王座への挑戦権を獲得した。

 右ジャブの差し合いからスタートすると徐々に打ち合う展開に。山口は4回、重里の左を被弾しぐらついたが持ちこたえると、最後まで豊富な手数を見せた。何とか挑戦権を手にした山口は「ドローという結果に納得はしていない。もっとできることはあった。勝ちたかった」と唇をかんだ。

 昨年3月に、日本ユース同級王者となり、ここまで5勝2KOと無敗。2階級制覇王者でWBC世界フライ級王者の寺地拳四朗(32=BMB)らとスパーリング経験もある逸材だが「こんなんじゃチャンピオンになれない。もっと練習しないと」と12月12日に行われる日本同級タイトルマッチで王者・高山涼深(ワタナベ)―挑戦者・青木功(セレス)戦の勝者への挑戦権を得ても、笑顔はなかった。

 所属ジムの三迫貴志会長は「デビュー時から期待している選手。こちらの想定以上で成長している。もっとやらせたいことはあった」と話しながら「負けないで反省できることは大きい」と収穫を得た愛弟子のさらなる成長を期待した。

 惜しくも挑戦権を逃した重里は「男として再戦は当たり前。またやり返したい」と悔しさをにじませながら再戦に意欲を示した。

 幼少期から慕う、元世界4階級制覇王者の井岡一翔(35=志成)からは毎ラウンド「ここは見せるとこやぞ」とげきを飛ばされた。「“いい試合やった”と言っていただいたが、勝たな意味ない。腐ることなくまたやっていきたい」と視線を上げた。

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