WS史上最高！本塁打の得点割合61.2％ 両チーム計49得点のうち30得点

WS新記録の通算6試合連続本塁打を記録したドジャースのフリーマン（AP）

　◇ワールドシリーズ第5戦　ドジャース7－6ヤンキース（2024年10月30日　ニューヨーク）

　今シリーズは両チーム計49得点のうち本塁打で30得点。割合61.2％は、21年の57.4％を上回りWS史上最高。

　≪フリーマン　タイ記録12打点≫フリーマンが5回に2点適時打。WS5試合で12打点とし、60年にボビー・リチャードソン（ヤンキース）が7試合でマークした数字に並ぶWSタイ記録。自身はブレーブス時代の20年にナ・リーグのレギュラーシーズンMVPに輝いており、WSのMVPと両方受賞するのは12人目。

　【ワールドシリーズVTR】

　▼第1戦（25日）ドジャース○6―3●ヤンキース

　ド軍は1点を追う8回に大谷の二塁打からベッツが同点中犠飛。延長10回に1点を勝ち越されたが、フリーマンの逆転サヨナラ満塁弾で先勝。

　▼第2戦（26日）ドジャース○4―2●ヤンキース

　ド軍は3回にT・ヘルナンデス、フリーマンの2者連続弾で勝ち越し。山本がソロ1本のみの7回途中1安打投球で連勝。大谷が左肩負傷。

　▼第3戦（28日）ドジャース○4―2●ヤンキース

　ド軍は初回、フリーマンの先制2ランなど着実に加点。5回2安打無失点のビューラーから7投手で2失点。大谷は強行出場も無安打。

　▼第4戦（29日）ドジャース●4―11○ヤンキース

　ヤ軍は1点を追う3回にボルピが逆転満塁弾。ジャッジの今シリーズ初適時打など11得点で初勝利。ド軍はフリーマンがWS新記録の通算6試合連発も及ばず。