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【王将戦】控室どよめく永瀬九段の端攻め 55分長考の末、主眼の一手▲1四歩

スポニチアネックス / 2025年1月13日 5時30分

A図

 ◇ALSOK杯第74期王将戦7番勝負第1局第1日(2025年1月12日 静岡県掛川市 掛川城二の丸茶室)

 【関口武史 第1日のポイント】第74期王将戦は永瀬の先手番で始まった。シリーズ開幕前、藤井は「後手番での工夫」をテーマに掲げていた。注目された2手目は自然な△8四歩、戦型は相掛かりへと進む。永瀬の▲1六歩~▲6八王が小さな工夫で▲9六歩を省く趣向。先手のみ端攻めの権利を主張する作戦だ。

 午前、永瀬は控室がどよめく端攻めを敢行。駒組みも半ばで▲1五歩と、突然戦端を開いた。虚を突かれたか藤井は慎重に考慮し、昨今では珍しいスローペースの進行となった。午後に入り55分の長考で指された▲1四歩(A図)が永瀬主眼の一手。際どいタイミングの垂らしで△8八角成▲同銀△6四角には▲1五飛がピッタリの転回で問題ない。▲1五飛を許せない藤井は△同香と応じるが永瀬はさらに▲1三歩と追撃し香交換の戦果をあげた。

 守勢に立たされた藤井は壁金の悪形もいとわない柔軟な対応で応戦し1日目を終えた。2日目の今日は、永瀬の飛び道具(飛角桂香)が藤井陣の金銀の包囲網を突き破れるか注目だ。 (スポニチ本紙観戦記者)

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