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【ラグビー大学選手権】早大の1年生SO服部「経験の差が出た」得意のキック封じられ帝京大に屈す

スポニチアネックス / 2025年1月13日 22時6分

<早大・帝京大>後半、自陣から攻め上がる早大・服部(左)(撮影・吉田 剛)

 ◇ラグビー全国大学選手権決勝 早大15―33帝京大(2025年1月13日 東京・秩父宮ラグビー場)

 対抗戦優勝の早大は同2位の帝京大に15―33(前半12―14)で敗れ、5大会ぶり17度目の優勝を逃した。

 昨年11月3日の対抗戦では、ロングキックを武器とするSO服部亮太(1年)らの活躍で帝京大に大勝。しかし、この日は持ち味を生かし切れなかった。前半12分までに2連続でトライを許して0―14に。「早稲田の試合で追う展開はなかった。立て続けにトライを取られた時、どうすればいいのだろうと迷った。経験の差が出た」。慣れない試合展開に焦りが生じた。

 得意のキックは対策され、ランで勝機を見いだす場面もあったがつかまってターンオーバーされた。「勝ちきれなかったところが悔しい。キックだけじゃなくランのオプションもあれば、相手にとって嫌な10番になれる」。強みが封じられたことを悔やみ、今後への課題を挙げた。「ここまでやれる自信はなかった。10番を任されて良い経験になる1年間だった」。この悔しさを糧に、さらなる成長を誓った。

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