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NBAレイカーズ&クリッパーズ ロス山火事対応の消防士らを支援 合言葉は「LA STRONG」

スポニチアネックス / 2025年1月14日 13時38分

クリッパーズのジェームズ・ハーデンも「LA STRONG」のTシャツを着用(AP)

 NBAでロサンゼルスに本拠を置くレイカーズとクリッパーズが13日(日本時間14日)、ロス地域に大きな被害をもたらしている山火事発生後、初めてのホームゲームを行った。

 八村塁が所属するレイカーズはダウンタウンのクリプトドットコム・アリーナでスパーズと、クリッパーズは市南西部のインテュイット・ドームでヒートと対戦。

 それぞれ試合前には「First responders(ファースト・レスポンダーズ)」と呼ばれる、山火事に対応する消防隊員、警察官、救急隊員らを称え、支援するセレモニーを開催。レイカーズは試合前に「この試合をファースト・レスポンダーズに捧げる」とアナウンスし、ガードのゲイブ・ビンセントが代表してマイクを握り「レイカーズの選手と球団の職員の心は、悲劇で影響を受けている人々、そして我々のコミュニティーを守ろうと必死で活動しているファースト・レスポンダーズとともにあります。街が、コミュニティーが、ファミリーが、支援が必要な人々のためにひとつになることが大切です」とファンに呼びかけた。

 クリッパーズは試合前、山火事の犠牲者に黙とうをささげた。さらにロス近郊に本拠地を置く12のプロスポーツチームによる合同支援活動の合言葉「LA STRONG」の文字をスクリーンに映し、場内アナウンサーが「我々はファースト・レスポンダーズに感謝し、火事の犠牲者とともにある。火事はロスを永久に変えた。我々はモノだけではなく様々なものを失ったが、煙はやがて晴れる。ワンチームとして立ち上がる」と語りかけると、ファンから大きな拍手が上がった。また、試合前のウォームアップでは、ガードのジェームズ・ハーデンら選手が「LA STRONG」のロゴが入ったTシャツを着用した。

 レイカーズは山火事の救援活動を支援するため、13、15、17日のホームゲームで募金を行うと発表。歯ブラシや携帯電話の充電器、お菓子や水など生活必需品の提供も求める。14日から18日までは同チームの練習施設でも寄付を受け付ける。

 7日に発生した山火事の影響でレイカーズは9日(同10日)のホーネッツ戦と11日(同12日)のスパーズ戦、クリッパーズは11日のホーネッツ戦を延期していた。

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