阿部一二三「結構しんどかった」大学時代 授業延長戦で“格闘”「先生と真正面」 破局報道後初の公の場

＜「渋谷サクラハーモニー」オープニングイベント＞イベントに登壇した阿部一二三（撮影・小渕　日向子）

　パリ五輪柔道男子66キロ級で五輪連覇を果たした阿部一二三（27）が14日、妹で東京五輪女子52キロ級で金メダルを獲得した詩(24)とともに、都内で行われた「『渋谷サクラハーモニー』オープニングイベント」に出席。学生時代を振り返りながら、受験生にエールを送った。一二三は交際が報じられていたグラビアアイドル・橋本梨菜（31）との破局報道後、初の公の場となったが、言及はなかった。

　ARを活用して受験生を応援する本イベント。

　「勉強より柔道の方頑張ってたかな」と学生時代を回顧。特に印象に残っていることは大学時代の出来事だといい、「結構しんどかった」と振り返った。

　「授業に行ってもテストに受からないと単位をくれない先生がいて、なかなかテストに受からず。1人で先生の研究室に行って、先生と1対1で残って勉強させられたのを覚えてます。みんなと一緒に授業受けるならまだいいんですけど…」と授業の延長戦で“格闘”。最終的に単位を取ることはできたものの「先生と真正面で勉強したのを今でも覚えています」と打ち明けた。

　18、19日には全国共通テストが控えるなど、シーズン到来の受験生に対し「自分は絶対受かるという、自分を信じる気持ちを大切にしてほしい」と説く。柔道と勉強を重ね合わせながら、「負ける想像をするんです。負けを知らないと勝ちはないと思う」と、ピンチの時を想像する準備の重要さも強調。「積み重ねてきた努力は今後の人生にとって無駄になることはないと思うので、自分自身を信じて頑張ってほしい」とエールを送った。

　スポニチ本紙の取材では、一二三と橋本は共通の友人の紹介で2022年春ごろから交際をスタート。都内でのデートも目撃されていたが、2人をよく知る知人によると昨年8月のパリ五輪から帰国して以降すれ違いが続き距離ができたという。同五輪では橋本が「ABE　HIFUMI」と書かれたTシャツを着て阿部を応援し、8月に出席したイベントでは「仲よくさせてもらっているのは事実」と交際宣言していた。