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オリックス“モリトン・ホットライン”で覇権奪回だ 森が合同自主トレ初参加の頓宮に「4番奪取指令」

スポニチアネックス / 2025年1月15日 5時3分

自主トレで汗を流すオリックス・森(左)と頓宮

 “モリトン・ホットライン”で覇権奪回――。オリックスの森と頓宮が、沖縄県宮古島市の伊良部屋外野球場で自主トレを公開。森は、志願して初めて合同自主トレに参加してきた頓宮に、“4番奪取指令”を出した。

 「自分は正直4番タイプではないので、本来であれば、トン(頓宮)に4番を打ってもらいたい。トンにいかにチャンスで回せるかは鍵になってくると思うので、一緒に頑張りたい」

 森がオリックスに加入した23年は64試合で「森―頓宮」の並びがあり、たとえば3番・森、4番・頓宮はシーズン9試合で頓宮が8打点。出塁率・385を誇った森を頓宮が還す形が機能し、リーグ3連覇につなげた。同年には首位打者を獲得した頓宮は、森からの期待に「2年前も森さんの後を打たせてもらった。また並んで打順を組んでもらうためにも結果を出していきたい」と呼応した。

 昨季打率・197と低迷した頓宮。再浮上のきっかけをつかむべく「ここ2年間、一番近くで打撃を見てくれている」森に合同自主トレを志願した。「体幹や股関節周り、内転筋を重点的に鍛えている。バットを構えた時に自然とそこに力が入るように」。午前は5種類のスクワットや守備練習で体をいじめ抜き、午後からは打撃練習と2部制の過酷なトレーニングで今季への準備を進めている。

 森が「チーム全体でライバル意識をし合いながらできたら、もっといいチームになる」と言葉に力を込めれば、頓宮も「昨年のままズルズルいくわけにいかない。自分が引っ張っていけたら」と決意を新たにした。両雄の躍動が、岸田オリックスの原動力となる。(阪井 日向)

 ○…森は個人目標として、自身初のシーズン全試合出場と先発マスク100試合出場を掲げ た。23年のオリックス加入後は若月と捕手の出番を分け合う形となり、2年連続で故障離脱を余儀なくされたこともあって捕手での先発出場は23年56試合、24年47試合と減少傾向。「ワカ(若月)と切磋琢磨(せっさたくま)しながら、負けないように。100試合(先発マスクを)かぶれたらいい」と、118試合で先発マスクをかぶった西武時代の21年以来となる大台を見据えた。

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