ソシエダ久保 新年リーグ初戦V弾！60メートル走り抜き今季5点目「狙い通り」

喜ぶRソシエダードのMF久保（左）（ロイター）

　◇スペイン1部第19節　Rソシエダード1ー0ビリャレアル（2025年1月13日　サンセバスチャン）

　レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英（23）が13日(日本時間14日)のホームのビリャレアル戦で決勝弾を決めて1―0の勝利の立役者になった。

　国内リーグの新年初戦に先発出場。後半6分にカウンターの好機で自陣から駆け上がり相手と競り合いながらロングパスを頭で触って抜け出した。最後はカバーに来た相手を股抜きで華麗にかわし、左足で左隅にゴール。約60メートルを走り抜き「一回落ち着いて、打ちやすい左に持っていった。狙い通り」とうなずいた。

　今季公式戦5点目。リーグ戦は昨年11月3日のセビリア戦以来7試合ぶり4点目だった。クラブ加入後に得点した試合は19勝1分けと不敗神話も継続。後半38分に途中交代すると、観衆から「クボコール」とスタンディングオベーションを浴びた。

　上位浮上を目指すリーグ戦やカップ戦、欧州リーグを控え、年明けから過密日程が続く。25年を最高の形で滑り出し「結果を見た時に、また久保が点を取っている、活躍しているな、という1年にしたい」と口も滑らかだった。