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尚弥 スイッチの代役挑戦者対策? “スピードスター”桑原らとのスパー打ち上げ 大橋会長「最高の出来」

スポニチアネックス / 2025年1月15日 9時30分

スパーリング打ち上げを報告した井上(大橋ジム提供)

 ◇プロボクシング 世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥<12回戦>WBO11位 キム・イェジュン(韓国)(2025年1月24日 東京・有明アリーナ)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が神奈川県横浜市内のジムで、防衛戦前の最終スパーリングを打ち上げたことを15日、所属ジムの大橋秀行会長(59)が報告した。

 井上は、昨年5月に世界初挑戦したWBA世界フライ級7位の「スピードスター」桑原拓(29)、昨年4月に日本ユース・ミニマム級決勝に進出した同級のホープで左構えの佐伯侑馬(22)の2選手と、スピードを重視した軽めのスパーリングを8ラウンド行った。

 井上は当初、昨年12月24日にIBF、WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)と対戦予定だったが、グッドマンが左目上を負傷。1月24日に延期されていた試合前にも挑戦者が再び左目を負傷し、対戦が中止に。試合13日前に相手がWBO同級11位の金芸俊=キム・イェジュン=(32=韓国)に急きょ変更となっていた。

 構えをスイッチさせる好戦的なファイターの金を想定して、構えの異なる2選手との最終仕上げを行ったと見られ、見守った大橋会長は「色々ありましたが最高の出来でスパーリングを打上げました」とコメントし、仕上がりに納得の様子だった。

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