谷原章介 “貸金庫2億6000万円窃盗”に「衝撃の事件。1番信頼してる銀行…しかも4年半」

谷原章介

　俳優の谷原章介（52）が15日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。三菱UFJ銀行の東京都内の支店で貸金庫から顧客の金塊計約20キロ（2億6000万円相当）を盗んだとして、警視庁が14日に窃盗容疑で店頭業務責任者だった元行員の今村由香理容疑者（46）＝東京都練馬区＝の逮捕を発表したことに言及した。

　捜査2課によると、2024年10月までの4年半に60人以上が被害に遭い、総額は現金が10億円以上のほか、金塊などが時価7億円相当以上とみて調べる。逮捕容疑は24年9月ごろ、練馬支店（練馬区）の貸金庫室で、男性利用者2人が預けていた金塊を盗んだ疑い。

　捜査2課によると「窃取したことは間違いない」と容疑を認め、「外国為替証拠金取引（FX）や競馬で多額の損失を出し、借金の返済に困り貸金庫の現金に手を付けた」と供述している。盗んだ金塊は7カ所の質店に持ち込み、計約1億7000万円を受け取っていた。

　当時、貸金庫を管理する立場で、支店で保管していた予備の鍵を悪用したとされる。盗む前に金庫内の写真を撮影し後で元の状態に戻せるようにしており、実際にそうしたこともあった。貸金庫の利用者から指摘があり、同10月31日に発覚した。今村容疑者が認め、同行は11月14日付で懲戒解雇。翌12月、警視庁に刑事告発していた。同行は14日「心よりおわび申し上げる。捜査に全面的に協力する」とのコメントを出した。

　谷原は「これ昨年お伝えした時には犯行自体は発覚はしていても、被疑者もしくは犯人の逮捕には至っていなかったわけで、年が明けて（事件発覚から）2カ月くらいは経ったと思いますけれども、これがスピード感をもってなのか、それともなかなか遅々として進まなかったのか」と言い、「本当に衝撃の事件。本来1番信頼してる銀行だから…しかも4年半にわたって（の犯行）というのも驚き」とコメントした。