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鳥海高太朗氏 京都市宿泊税、最高1万円に引き上げ「実質、お客さんが払う金額が上がるので値上げと一緒」

スポニチアネックス / 2025年1月15日 10時31分

フジテレビ社屋

 航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。京都市が14日、ホテルや旅館などの宿泊者に課している宿泊税について引き上げ額の詳細案を発表し、最高額を1万円に設定したことに言及した。

 1泊10万円以上の場合に最高額の1万円で、最低額は現行の200円に据え置いて、高額施設の宿泊者から多く徴収することで負担の公平性に配慮した。総務省によると宿泊料金に応じ一定の額を徴収する「定額制」では全国最高額。2026年3月開始を目指す。

 市宿泊税は18年に導入。現行は3段階の課税区分があり、1人1泊当たり2万円未満で200円、2万円以上5万円未満で500円、5万円以上で1000円となっている。引き上げ案では5段階に細分化。最低額の200円は対象を6000円未満に狭める。残る区分は全て引き上げ、6000円以上2万円未満は400円、2万円以上5万円未満は1000円、5万円以上10万円未満は4000円、10万円以上は1万円とする。

 23年度決算の宿泊税の税収は約52億円。観光客の受け入れ環境整備などに充当しているが、市は観光客と市民の安全安心を守る防災対策などにさらなる財源が必要と判断。引き上げ後の税収は約126億円と見込む。市は条例改正案を2月の市議会に提出予定。改正案可決後には総務相の同意を得る必要がある。

 MCの谷原章介が、「宿泊施設のホテルとか旅館とか、どんな影響考えられます?」と聞くと、鳥海氏は「宿泊施設の方が1番ちゃんとそのお金(宿泊税)を使ってほしいと…実質、お客さんが払う金額が上がるので宿側は値上げと一緒なんですよね」と言い、「だから10万円に設定していたら11万円になってしまうし、5万円に設定していると5万4000円になってしまうしプラス消費税も当然10%かかってきます」と説明。そして、「今までは、町の清掃とかオーバーツーリズム対策で京都市民の税金を使ってたのを、今回この観光税が使えるので、われわれ観光に行くので(多くの人の宿泊費は6000円以上2万円未満で、宿泊税は)400円で町が整備されるんだったらいいと。海外の富裕層で1泊2人で20万円以上の人から1人1万円で2万円取ってしまえという、別に市民からの増税になるわけじゃなくて、あくまでも観光客から取るというところなので。われわれ400円程度は仕方ないのかなと。それでも世界的に見れば、そこまで高くないかなと」と自身の見解を述べた。

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