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照ノ富士引退会見 序二段転落からの復活を伊勢ケ浜親方称賛「横綱に昇進する姿は奇跡に近い」

スポニチアネックス / 2025年1月17日 14時1分

<照ノ富士引退会見>会見を終え伊勢ヶ浜親方(右)と笑顔を見せる照ノ富士(撮影・西尾 大助)

 大相撲の横綱・照ノ富士(33=伊勢ケ浜部屋)が17日、東京・両国国技館内で引退会見を行い、冒頭で「私、照ノ富士は現役を引退し、年寄として後進の指導に当たります。みなさんありがとうございました。これからも頑張っていきます。よろしくお願いします」と語った。

 引退決断するまでの経緯について「できる限りのことをやってきた。今場所、思うように相撲できなくなり、これ以上、中途半端な気持ちと体で土俵に上がれないと思い、決断した」と説明した。

 2場所連続全休明けで再起を目指した初場所は4日目の翔猿戦に敗れ、2勝2敗と不振。5日目から3場所連続24度目、横綱在位21場所で13度目の休場を発表していた。

 23歳での大関昇進後、両膝のケガや糖尿病などにより序二段に転落しながら復活した強い精神力を発揮。会見に同席した師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「横綱に昇進する姿は奇跡に近い。精神力は誰よりもあると思う」と称えた。

 ◇照ノ富士 春雄(てるのふじ・はるお=本名・杉野森正山、モンゴル名・ガントルガ・ガンエルデネ)1991年11月29日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身の33歳。相撲留学した鳥取城北から間垣部屋に入門し、11年5月の技量審査場所初土俵。部屋閉鎖で13年、伊勢ケ浜部屋移籍。14年春場所新入幕。15年名古屋場所新大関。17年九州場所で関脇に転落。5場所連続休場から19年春場所に序二段で復帰。再入幕の20年7月場所で幕尻優勝。21年夏場所で21場所ぶりに大関に復帰。同年秋場所から第73代横綱に昇進した。優勝10回。殊勲賞3回、敢闘賞3回、技能賞3回。得意は右四つ、寄り。1メートル92、180キロ。

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