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【センバツ】“新生”大垣日大が6度目甲子園 名将魂引き継ぐ高橋監督「本当にうれしい!」声震わす

スポニチアネックス / 2025年1月24日 17時29分

センバツ出場を決め、ジャンプして喜ぶ大垣日大ナイン(撮影・椎名 航)

 第97回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開かれた。大垣日大(岐阜)は2年ぶり6度目の出場を決めた。

 阪口慶三前監督から引き継ぎ、昨年1月に就任した高橋正明監督は、昨秋東海大会を制して指揮官として初の聖地となる。吉報を受け、高橋監督は「おめでとう!本当にうれしい!」と選手31人に声を震わせ報告した。

 続けて「一つだけ、野球も人生も苦しい時間、つらい時間の方が多い。でもこんなにうれしい時間、喜び、感動があるんだってことを忘れないでほしい。一生懸命やれば、こういう日が来るんだ。これを忘れずに喜びは本当に一瞬だから忘れちゃうんだけど、これからの君たちの人生でこんなにうれしい瞬間、感動、喜びがあったんだと絶対に忘れるな。涙が出るくらいうれしい。それは皆で一生懸命準備したからだ。努力なしではこんな感動はない。この喜びを力に変えて、より一層一致団結して頑張ろう!」と語りかけた。

 その後、選手たちはグラウンドに出て記念撮影をするなど笑顔が弾けた。主将の西河遥人捕手(2年)は「やっぱり甲子園という夢の舞台でのプレーは素直にうれしい。目指すのはもちろん優勝です!」と意気込んだ。

 岐阜県勢の春の甲子園は、2007年の大垣日大を含め準優勝はあるものの戦後、優勝は一度もなく、1940年の岐阜商までさかのぼる。指揮官は「ベスト8、準優勝を超えないといけない。それを狙いたい」と決意を語った。

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