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【ONE170】野杁正明がONE3戦目で初勝利 イラク人ファイターにKO勝ち

スポニチアネックス / 2025年1月24日 22時36分

キックでイラク人ファイターを攻める野杁正明(右)(C)ONE Championship

 ◇ONE 170(2025年1月24日 タイ・バンコク インパクトアリーナ)

 元K-1・2階級制覇王者・野杁正明(31=team VASILEUS)がフェザー級(70.3キロ)キックボクシングルールでシャーキル・タクレティ(28=イラク)と対戦し、2R14秒、KOでONE初勝利を収めた。

 野杁はONE初参戦となった昨年6月8日の「ONE167」(インパクトアリーナ)で世界王座を8度獲得しているシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)に0-3の判定で敗れた。同12月20日の「ONE Friday Fights 92」(バンコク・ルンピニースタジアム)での第2戦ではリウ・メンヤン(中国)にダウンを奪われ、0-3の判定負け。キャリア初の連敗を喫した。

 「今回はONE3戦目ですが、本当に失うものは何もないので。チャレンジャーらしく最初からがむしゃらに勝ちをつかみ取りに行く。ケージの中で強さを証明する」。そう誓って背水の一戦を迎えた。

 23日の前日計量では、尿中の水分と水分以外の物質の割合を測定するハイドレーションテスト(1.0250以下)で苦しみながら、3度目で70.3キロ、1.0087でクリア。タクレティは69.85キロ、1.0036で一発パスだった。

 タクレティは身長1メートル86で、1メートル75の野杁とは11センチ差。1Rは積極的に前に出て、左右のカーフキック、ローキックで削っていった。1分半すぎに右のカーフキックでぐらつかせ、終了間際にダウンを奪った。2Rは開始早々に右のインローを右ふくらはぎにヒットさせると、相手は立つことができなかった。3戦目で強い野杁が戻ってきた。

 リング上では「素直にうれしい。12月に負けたのにもかかわらず、素晴らしい大会に出させていただき感謝しかない」と漏らした。3月23日にはONE日本大会がさいたまスーパーアリーナで行われる。「ONEの目標はベルトを獲ること。ベルトにつながる試合を組んでいただければ」と強豪との対戦を希望した。

 大会をライブ配信したU-NEXTで解説を務めた元K-1プロデューサーの中村拓己氏(43)は「一つ勝ったことで目指している第一歩が始まった。勝ちにこだわったことで(キック中心の戦い方を)見つめ直したと思う」と称賛した。

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