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【競泳】国内初の「スキンレース」男子・松元克央、女子・平井瑞希が優勝 北島康介杯

スポニチアネックス / 2025年1月24日 22時45分

<競泳北島康介杯第2日>バタフライの男子スキンレースの第2レースと最終レースのインターバル中に、腕のマッサージを受けながら水分補給する松元克央

 ◇競泳北島康介杯第2日(2025年1月24日 東京アクアティクスセンター)

 日本国内の公式戦では初導入となった「スキンレース」が男女の50メートルバタフライで行われ、男子は松元克央(ミツウロコ)、女子は平井瑞希(アリーナつきみ野SC)が優勝した。予選の上位10人が勝ち抜き方式で争うもので、第2レースは4人、最終レースは2人に絞られる。レース間のインターバルはわずか4分で、選手にはスピードとともに回復力が求められる。

 結果的に松元、平井ともに、3レース全てでトップタイムを叩き出し、力の差を見せつけた。泳ぎ終えた直後にインタビューを受けた松元は、「楽しめたが恐ろしくきつい」と息を切らせて感想を語り、「おもりを持って泳いでいる感じだった。まずは4人に残らないと話にならない。あとは根性で泳いだ。できるだけリカバリーした」と振り返った。

 勝ち上がった選手のほとんどがレース直後はすぐにはプールから上がらず、水面を浮遊しながら体を動かすなどしてリカバリーに努めた。その後はプールサイドに置かれた椅子に座り、平井は当日決まったという“セコンド”の渡辺一平と谷口卓の給水やマッサージなどのサポートを受けた。「短い時間で回復できるか」とレースの鍵にも挙げ、実際に最終レースで最速タイムを出す回復力を見せた。

 スキンレースは19年から3年間行われた短水路の国際競泳リーグ(ISL)で実施された種目。特に日本勢と世界の実力差が大きい短距離種目の強化が期待され、エンターテインメント性も高いため、今大会を主催する東京都水泳連盟の北島康介会長の肝いりで初導入された。男女各4泳法で実施され、あす25日は平泳ぎと背泳ぎ、最終日の26日には自由形で実施される。

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