阪神・才木 “全世代ウケ”でグッズ売り上げトップ狙う！「子供から大人までワクワク」させる投球誓った

伊万里鍋島焼のバットを手に、90周年記念ゴールドハッピを着用した阪神・才木（撮影・須田　麻祐子）

　阪神・才木が、甲子園球場で行われた「2025新作グッズ内覧会」に出席。老若男女に支持される投球を披露し、今季はチーム内のグッズ売り上げで1位を目指すことを宣言した。

　「結構、グッズ多いんやなと思いました。すごいいろんなグッズがあるのでおもしろいなと思いました」

　思わず目を丸くした。新作グッズは球団創設90周年記念グッズ、人気スニーカーのコンバース＝写真＜右＞＜下＞＝や、コレクターも多いベアブリックとのコラボ商品＝同＜左＞＝など多種多様な品ぞろえ。虎の豪華な刺しゅうが施されたスカジャンもはおり＝同＜右＞＜上＞、笑顔を浮かべた。中でも心を引かれたのが「一生虎党」シリーズ。世代を超えて家族で応援することをコンセプトとしたTシャツやタオルなどを目にし、“全世代”の虎党に響くような投球を思い描いた。

　「いろんな（世代の）ファンの方、多いんで、どんどん攻めていくというか。いろんな方がすごいなというか、見ていて魅力あると思ってもらえるスタイルが、子供から大人の方まで見ていてワクワクするんじゃないかと。そういうピッチングができたら」

　他球団の強打者にも逃げることなく向かっていく強気の投球は、これまでの自身のスタイルでもある。何も変えることなく、先発ローテーションの中心として期待される今季も腕を振る。

　その先に新たな目標も見据えた。昨季は近本ら野手陣が上位を占めたグッズの売り上げ。今季はトップを奪取することに色気を見せ「売り上げが多いということはそれだけチームの中心、顔というところもある。グッズを買ってもらえる選手、人になっていきたい」とうなずいた。

　投手の主要タイトル4つを含む8冠を目指す背番号35。すべての虎党の心をわしづかみにする力投を連発し、9つ目のタイトルを狙う。（遠藤　礼）

　≪220万円バット購入検討！？≫

　○…才木の目をくぎ付けにしたのが「伊万里鍋島焼シリーズ」として販売される「伊万里鍋島焼　野球バット」だった。価格は驚きの220万円だが、そこは昨季の活躍で大幅増を勝ち取り今季年俸が1億2000万円の右腕。購入を検討するかと問われると「素振り用のバットが欲しかったので考えます」と笑わせた。他にも、自身が描いたトラッキーがプリントされたハンドタオルなども発売予定で「良い完成度をしている」と完売に自信満々だった。