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健大高崎・石垣 史上4校目の連覇&聖地史上初160キロ誓う!昨秋2年生歴代最速158キロ

スポニチアネックス / 2025年1月25日 5時3分

選抜出場を決めジャンプする健大高崎・石垣(中央)ら(撮影・篠原岳夫)

 ◇第97回選抜高校野球大会出場校発表

 夕焼け輝く健大高崎の練習場に招待状が届いた。今秋ドラフトの1位候補に挙がるエースの石垣元気(2年)は「2連覇できるというワクワクが湧いてきた。甲子園で躍動したい」と史上4校目の大会連覇を見据えた。

 昨秋の関東大会で2年生歴代最速の158キロを計測した1メートル80の右腕は年明けに「半年以内に160キロを目指したい」と宣言。高校生では佐々木(ドジャース)が163キロ、大谷(同)が160キロをマークしているが、甲子園では史上初の大台だ。前日からブルペン投球を開始し、来月には紅白戦で実戦登板を始める。「球に切れ、力強さが出てきた」と自信をみなぎらせた。

 北海道登別市出身で小学3年生だった16年10月16日を「衝撃を覚えています」と忘れない。ソフトバンクとのCSファイナルステージ第5戦に救援登板した日本ハムの大谷が、当時プロ野球最速の165キロを計測。車の後部座席でテレビ中継を視聴していた石垣少年は「本当に人間なのか…」と疑い「自分には絶対無理」と思った。あの日から3022日。165キロまで残り7キロに迫っており、大谷の背中が見えてきた。

 昨年の選抜では左腕・佐藤龍月(りゅうが=2年)が5試合で22回を無失点に封じて初優勝の立役者となったが、昨年8月に左肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、投手としての復帰は夏前を予定する。「龍月のために」と帽子のひさしに記す石垣は「エースらしい投球をすれば、自然と2連覇が近づく」と力強く言った。(柳内 遼平)

 ≪昨春V貢献左腕・佐藤 外野手で出場へ≫佐藤は投手としてのリハビリに励む一方、外野手として選抜出場を目指している。昨年12月30日から再開したネットスローは30%の強度まで上げており「楽に投げられている。楽しいのが一番」と好感触。打者としても12月下旬からフルスイングが解禁となり、2月中旬からの紅白戦に出場する見込みだ。広角にはじき返すミート力が売りの左打者はメンバー入りに向け「自分が打撃で石垣を支えたい」と意気込んだ。

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