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“発起人対決”はウッズ率いるジュピターに軍配 バーチャルとリアルが融合した「TGL」

スポニチアネックス / 2025年1月28日 12時48分

ジュピターリンクスゴルフクラブを率いるウッズはTGL2戦目で初勝利を挙げた(写真提供・U-NEXT)

 バーチャルとライブアクションが融合したゴルフの新リーグ「TGL」は1月27日(日本時間28日)、米フロリダ州パームビーチガーデンズの専用スタジアム「Sofiセンター」で第4戦が行われた。このリーグの発起人のタイガー・ウッズ(49=米国)が率いるジュピターリンクスゴルフクラブと、同じく発起人であるロリー・マキロイ(35=英国)のボストンコモンゴルフが対戦。オーバータイム(延長戦)の激闘の末にジュピターが4―3で初勝利を挙げた。

 全6チームの最後に登場したボストンは松山英樹(32=LEXUS)がメンバーから外れ、マキロイ、アダム・スコット(44=オーストラリア)、キーガン・ブラッドリー(38=米国)の3人で戦った。2月14日の初戦でロサンゼルスゴルフクラブに1―12と大敗したジュピターは、ウッズ、ケビン・キズナー(40=米国)、トム・キム(22=韓国)の布陣で臨んだ。

 1打ずつ交代で3対3の勝負となる最初の9ホールは、3番パー3でボストンが1点を先制。6番パー4でジュピターが追いついた。この大会では「ハンマー」と呼ばれる特別ルールがあり、所有権を持つチームがハンマーを使うと、そのホールは1点加算されて2点となる。8番パー4ではスコットが約3・3メートルのパーパットを沈めたところでボストンがハンマーを使用。キズナーが約3メートルのパットを外せば2点差となるところだったが、これを沈めた。

 10番からのシングルスで、試合は大きく動いた。10番パー5はイーグルパットをピンに寄せたマキロイに対し、ウッズのバーディーパットは約2・5メートル。この一打に時間をかけたウッズはショットクロックの40秒以内で打てずにタイムオーバー。まさかの展開で再びボストンがリードした。

 その後、ジュピターは11番パー4でキズナー、12番パー3でトム・キムが取って2-3と逆転。ボストンは14番パー3でスコットが約9メートルのバーディーパットをねじ込み3―3と追いついた。

 15ホールを終え、大会史上初めてニアピン対決のオーバータイムに突入した。サッカーのPK戦と同様のシステムの3本勝負は37ヤードのアプローチで勝負。ジュピターがトム・キム、キズナーと連勝して勝利を収めた。

 「U-NEXT」は日本での独占ライブ配信を行った。ゲストコメンテーターを務めたタレントの武井壮(51)は「エキサイトした戦いが短時間で見られる。可能性が感じられるゲーム」と振り返った。前回のジュピターの試合に続いて登場した元バレーボール女子日本代表の狩野舞子さん(36)は「アプローチ対決は実際の試合ではないので、見られてよかった」と激闘を堪能した。

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