歌で“幸せの連鎖”を 静岡の医療福祉に寄り添うシンガーソングライターyosu
スポニチアネックス / 2025年1月28日 14時9分
優しい歌で、声で、音で少しでも幸せを届けたい――。静岡県焼津市出身のシンガー・ソングライター、yosu(よす)は、音楽を通じて静岡の医療福祉に寄り添うためのチャリティー活動を行っている。昨年1月に「Tender Song Project」を立ち上げると、アルバム制作、病院内コンサート、しずぎんホールでのチャリティーコンサートなどを精力的に実施。11月には静岡てんかん・神経医療センターへ神経難病研究費として早速、50万円を寄付した。
アルバムにもコンサートにもたっぷりと思いを込めている。「優しい曲で構成していて、大人も聴ける子守歌がコンセプト。癒やされたという声や、力になったという声もいただきました」。ヘルプマークをつけた方もコンサート会場に訪れるなど好評を博した。
活動のきっかけは13年のデビューから間もない14年に最愛の父を神経の難病、多系統萎縮症で亡くしたこと。「家族での闘病、介護生活、当事者になることはこんなにもつらいものなんだって。社会はもっと変わらないものか」と身をもって感じたという。ただ、亡くなってから数年は落ち込み、行動に移せなかった。それでも、時がたつにつれ、「自分の音楽で社会を変えられるといいな」との思いがふつふつと湧き、19年には具体的な企画も立案。しかし、直後のコロナ禍もあり、ようやく昨年、プロジェクトを形にした。
教員免許も持っており、子供たちとの交流もお手のもの。チャリティーコンサートでは共演もした。「自分も舞台に立ちますけど、今後も子供たちの元気な歌声を届けられるようなプロデューサー的な役割もできたら。自分の世界観というか、世の中に優しい風を起こしていこうねっていう気持ちを子供たちが共感してくれたら、幸せの連鎖の輪がつながっていくという気がしています」。
父を失ってから実に10年。信念を貫き通せるバイタリティーの源を聞くと、「一生青春」と柔らかな笑みを浮かべた。今後は静岡での活動にとどまらず、「全国へと広げたい」と夢は大きい。「幸せの連鎖」はまだまだ続く。
◇yosu(よす)9月27日生まれ、静岡県焼津市出身。常葉学園大学教育学部(音楽専攻)卒のシンガー・ソングライター。本名、年齢非公表。2013年にメジャーデビュー。企業イメージソングなどの制作、CM楽曲提供はじめ、テレビ番組ではコメンテーターとして出演も。昨年11月、チャリティーアルバム「Tender Song~やさしい歌の、贈りもの~」をリリース。小、中、高教員免許取得。1メートル65。
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