朝倉未来「ぶっちゃけ聞いていた」 昨年平本蓮に浮上した“ドーピング疑惑”に初言及「次勝てばいい」

朝倉未来

　格闘家・朝倉未来（32）が5日までに自身のYouTubeチャンネル「ガチの朝倉未来」を更新。「Breaking　Down15のオーディションvol.3」での総合格闘家の赤沢幸典からの涙の土下座そして昨夏「超RIZIN3」で浮上した平本蓮のドーピング疑惑について初言及した。

　昨年夏の「超RIZIN3」でファンが待ち望んだメインイベントのフェザー級ワンマッチ。結果は平本が未来に衝撃の1R138秒TKO勝利した。敗れた未来は引退を決意。しかし試合後に赤沢が証拠音声データなどをネットに投稿して平本のドーピング疑惑が浮上。ドーピング検査の結果は、両者陰性だった。

　今回のブレイキングダウンオーディションでは赤沢が登場して「去年の超RIZINの平本蓮VS朝倉選手の時に、僕が平本選手に対してステロイドの手助けをしてしまって…けじめとして朝倉選手にもう一度直接謝罪したいという思いで今回来ました」と未来に対して涙の土下座謝罪をした。

　今回の動画で、未来は赤沢の土下座に「別にあの人に謝罪されてもって感じかな」とひと言。

　そして平本の“ドーピング疑惑”については、昨年の試合後から沈黙を貫いてきた。「この問題は難しいよね」と口にした上で、「俺は、ぶっちゃけ格闘技関係者から相手がやってるみたいなことは聞いてた」と明かした。

　「やってるかやってないかは分からないけど、RIZINが定めるもので白だった。やってるかやってない関係なく俺が負けた。もう1回戦うことは決まっているからもうやるだけ。俺が個人的に悔しい気持ちがあるから今回の試合やるわけだから次勝てばいいだけ。特にいまさらって感じだね」と初言及した。

　さらに「ファンの中で“やってたやってない”論争は相手がずっと戦っていくだけだからそれ以上でもそれ以下でもない。やってたから負けたかもわからないし、とにかくもう1回戦い。あの7月28日は俺が弱かっただけ。もう一度戦って勝つだけ。それに尽きる」と再戦に向けて気合いを入れた。