ヒョンビンの時代劇初の挑戦作「逆鱗」、彼が演じる朝鮮王正祖とは?(総合)
THE FACT JAPAN / 2014年4月2日 18時32分
俳優ヒョンビンの除隊後の復帰作となる主演映画「逆鱗」の制作報告会が2日、ソウル・広津区(クァンジン・グ)紫陽洞(チャヤン・ドン)にあるロッテシネマ建大入口店で行われた。|写真:キム・スルギインターン記者
[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 俳優ヒョンビン(31)が正祖(李氏朝鮮の第22代国王)になって帰ってくる。彼が除隊後の復帰作として選んだ映画「逆鱗」は、俳優人生初の時代劇挑戦作であり、しかもそれは、これまで多くの役者たちが演じてきたキャラクター“正祖”を、敢えて選択した。これは冒険とも言える。しかしヒョンビンは、他の作で描かれた正祖を明らかに違う形で描いていく。「逆鱗」の正祖は、ヒョンビンという俳優を通じてどのように生まれ変わったのだろうか。
2日午前、ソウル・紫陽洞にあるロッテシネマ建大入口店(映画館)で、映画「逆鱗」(監督:イ・ジェギュ)の制作報告会が開かれた。会見には、今作の演出を務めたイ・ジェギュ監督をはじめ、主演俳優のヒョンビン、チョン・ジェヨン、チョ・ジョンソク、女優ハン・ジミン、チョン・ウンチェ、俳優パク・ソンウンなどの主役たちが出席した。「逆鱗」はヒョンビンの復帰作としてすでに大きな注目を集めていた作品。さらには、彼が時代劇に初めて挑戦した映画とあって、会場には多くの報道陣が駆けつけた。
ヒョンビンが演じる「逆鱗」の正祖とは、党派間の熾烈な争いの中で逆賊という濡れ衣を着せられ、悲劇的な死を遂げた荘献世子(思悼世子)の息子。祖父の英祖が薨去した後、25歳で即位した。世孫時代から絶え間ない暗殺の脅威に苦しめられながらも、強靭な姿と平常心を失わなかった正祖は、尊賢閣で夜も眠れないまま過ごすところ、逆謀の瞬間と遭遇することになる。
劇的な人生を生きたことと歴史に記録された正祖は、これまで多数の作品で描かれた。最近の代表作といえばMBCドラマの「イ・サン」(2007年・正祖役:イ・ソジン)SBSドラマ「風の絵師」(2008年・正祖役:ペ・スビン)、KBS2TVドラマ「トキメキ成均館スキャンダル」(2010年・正祖役:チョ・ソンハ)などがあり、その前作まで登ると多くの役者たちが正祖を演じている。それほど正祖役は、ある意味特別なところを見つけることが非常に難しいキャラクターである。しかしヒョンビンが描いた正祖とは、君主ではない“人間”そのものだった。
ヒョンビンは会見で「これまで正祖が出てきた作品はあえて観ませんでした。正祖という人物はとてもドラマチックな人生を生きていた魅力的な人物であるため、多くの作品で紹介されたようですが、『逆鱗』では、最も多忙な一日を過ごす正祖が見られると思います」と述べた。続いて「危険に迫られる王権を守らなければならない姿、そして暗殺脅威の中で周囲の人々を守っていかなければならなかった彼の姿を、すべて描いていきたかったです。その24時間という時の中で、最も差し迫った正祖の姿を見せられると思います」と期待を寄せた。
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