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[INTERVIEW] 「感激時代」のキム・ヒョンジュン、“俳優”への道を語る

THE FACT JAPAN / 2014年4月15日 23時0分


演技がうまくなったに対する自信も見えた。シン・ジョンテというキャラクターに絶えなく没頭した苦悩も感じられた。ヒョンジュン:一番仲のいい友だちがいつもモニターしてくれたんですね。放送序盤には「キスシーンはどうだった?」「チン・セヨンさん(相手役)は実際にもきれいな人?」とか、よく冗談で聞いてきましたけど、途中からは「次回はどうなる?」と劇に集中してくれました。その時、僕のことをよく知っている友だちが、キム・ヒョンジュンを消して、「感激時代」だけに集中してくれているようですごく嬉しかったですね。それもそのはずが、ドラマを撮影するこの半年間は、一度もキム・ヒョンジュンが出てくる夢をみたことがないです。いつもシン・ジョンテが主人公でしたね。夢までそうでしたから、自分が本当に没頭しているみたいで、胸がいっぱいになりました。
友人たちからの絶賛を語りながら笑顔をみせるヒョンジュンに、大先輩ペ・ヨンジュンからの反応も聞いてみた。ヒョンジュン:先輩は毎回観てくださって、最終回が放送されたあとは、「おつかれさま!すごく成長しているようで、観ている僕も気分がいい」とメッセージを送ってくれました。とても嬉しかったです。

ヒョンジュンにとって「感激時代」は、デビュー以来初めて挑戦したアクション作。ドラマでみせてくれた彼の強烈なまなざしとリアルなアクション演技は、ヒョンジュンを“俳優”としてよりいっそう成長させる触媒剤になった。ヒョンジュン:アクション演技っておもしろいです。最初は単純なものだと思いましたけれども、その中に深い感情があることが分かりました。緩急を調節することが必要ですし、感情をことばで言うのではなく、体で表現することが妙な気分でした。叩かれる理由があれば、叩く理由もあって、まるで行為芸術をしているみたいでしたね。手も荒れましたし、膝もバカみたいに行っちゃいましたし、アクションがたくさんあっただけに、怪我も多かったですが、本当にシン・ジョンテになったようで幸せでした(笑)。
「感激時代」は、出演料未払い問題で一度騒ぎになっていた。それは作品を引っ張っていくヒョンジュンにとって、思いもよらぬ負担になったはず。総制作費150億ウォンの大作というタイトルに比べて、出演料の未払い問題は作品にも少なくないダメージを与えた。ヒョンジュン:撮影スケジュールが遅延されるとか、問題になった時もありましたが、それがむしろ演技には役立ちました。最初は“これは大変だな”と懐疑的に思ったこともありますけど、その考えを一歩進んでみたら、“私たち皆が被害者だから、お互い喧嘩しても得にならない”と思ったんです。“ドラマの中で戦いと現実は一緒”というところまで至りましたね。守ろうとする者と戦う者がリアルになってきたら、却って演技に多く役立てる結果になりました。

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