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[INTERVIEW] 「感激時代」のキム・ヒョンジュン、“俳優”への道を語る

THE FACT JAPAN / 2014年4月15日 23時0分

◇軍隊は、来年に行くつもり…ブランクに対する心配はありません心身ともに相当な苦労があった撮影記が伝わった。多くの俳優たちは作品が終わると、皆口を揃えて「とりあえず休みたい」という。ヒョンジュンも同じだった。トライアスロン(水泳・自転車ロードレース・長距離走の3種目を、この順番で連続して行う耐久競技)に挑戦したいという予想外なコメントもあったが、彼のスケジュールは多忙なばかりだ。ヒョンジュン:一週間のうちに撮影が5日でしたけど、一日2時間寝たら多い方でしたね。“人間ってこんなに寝ないでも生きられるんだ”と(笑)。一番やってみたいのは、“トライアスロン”です。体が苦しい時に出てくるアドレナリンの感じがいいです。普段も一日80Kmくらいは自転車で走っています。(ソウルの)江村(カンチョン)から北漢江(プクハンガン)までずっと走るわけです。それはまるで、世界を3倍4倍速で走る気分ですごく新鮮です。スクーバダイビングも好きですね。海の中に入ると、自分が知らない世界が繰り広げられます。その中で彼らならではのリーグがあることが興味深いですね。だからトライアスロンに魅力を感じていると思います。だけど、すぐコンサート準備に入ります。韓国と日本両国で行われるコンサートです。アルバム準備もします。でも自転車とスクーバだけは少しでも楽しんでから仕事に戻りたいです(笑)。
会話は自然と軍隊の話につながった。演技で一歩成長を収めた時点で、入隊の話を持ち出したら敏感になるかもしれない。だが、ヒョンジュンは気にしないで率直に答えてくれた。ヒョンジュン:来年には入隊したいと思っています。ブランクの心配ですか?あっという間ですから、軍隊の方が楽かも。軍人の方に怒られるかもしれないですけど、軍隊は国民の義務として必ずいかなければならないところでしょう。芸能人のほとんどは不安定な状態なのに、一日ちゃんと三食が食べられて、決まった時間に眠られて、自分自身を振り返て見られる時間になりそうです。不安定な日常が規則的な生活と上下関係で、きっと学べることがたくさんあると思います。その後も俳優として活動していくつもりですから、軍隊で2年は、もっと自分が成熟できるきっかけになると思っています。

言うこと一つ一つが成熟された演技だけに伝わってきた。デビューしてもう10年目。30代を目前にして当たり前なことかもしれないが、その理由が気になった。ヒョンジュン:SS501からソロになると、考える時間が増えました。自分の人生について真剣に考えてみたんですね。神秘主義っていって家から出ない時もありましたけど(笑)。二十にはもう戻れないと思ったら楽になりましたね。悲しいことがあっても、苦しいことがあっても、今日が一番幸せだと思いながら生きるようになりました。
彼がみせてくれる次の演技はどんなものだろうか。「感激時代」を通じてその期待を高めただけに、次のあゆみも気になるところだ。ヒョンジュン:確かに二十の時よりは感情が深くなって表現できることが増えました。感情が大きくなって感じられることもたくさんありますし。演技に欲を言えば、“メソッド演技”に挑戦して、本当にクレイジーなやつになってみたいです。そんな日が来るかどうか分かりませんが、ただ没頭するんじゃなくて、そのキャラクター自体になる演技です。作品で完全にその人物になるという。以前ヤン・ドングン先輩が演じられた「勝手にしやがれ」(2002年作)のコ・ボクスみたいなキャラクターですね。セリフの発音とか気にしないで、自由に演技している。演技論的な面では発音が重要ですけど、そういうキャラクターは少し違うと思いますから、自由な演技がしてみたいです。
編集:安宰範


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