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“ヨナの男” キム・ウォンジュン、選手資格剥奪!体育部隊の軍紀紊乱事態に世論の怒りが爆発

THE FACT JAPAN / 2014年8月7日 11時52分

今年3月、キム・ウォンジュンが所属チームのアイスホッケー試合が終わったあと、路上で携帯電話を使っている|イ・ヒョギュン記者


「軍紀紊乱な不死鳥だったのか」国軍体育部隊(以下、尚武)所属アイスホッケー代表のキム・ウォンジュン(30、兵長)が、軍合宿所を無断離脱して、交通事故に遭ったことが明らかになり、物議をかもしている。
国防部は6日、説明資料で「キム・ウォンジュンを含む選手3人は6月27日、車で合宿所に戻っているところ、信号を違反した飲酒運転者の車と衝突した」と明らかにした。軍人の身分で宿泊施設を無断で抜け出したことや、事故後ただちに報告していなかったことなどで世論の批判が沸き立っている。
体育特技者が集まる尚武の「軍紀の乱れ」は、これまで継続して議論となっていた。国家代表級選手たちが一種の「特権意識」を持ち、軍人として守るべき基本的な部分を破って問題を起こした。今年3月、キム・ヨナとの交際事実が知られて話題を集めたキム・ウォンジュンと尚武のアイスホッケーチームも例外ではなかった。
<THE FACT>の取材結果、選手たちは一般兵士たちとは異なり、軍紀が乱れた行動が絶えずに聞こえた。路上で何気なくずぼんのポケットに手を入れたまま歩いたり、携帯電話を普通に使っていたり、個人車に乗っては外部に移動した。一般兵士なら決して許されないことが、尚武の選手たちには日常のものだった。
これだけではない。部隊内で幹部に会っても敬礼せず、点呼(一人一人の名を呼んで全員がいるかどうか確かめること)時間の夜10時が過ぎたところで外のコンビニに買い物に行ったりする行動も見られた。軍紀は全く取れておらず、無断離脱の可能性を頻繁に表わしていた。

尚武は通常の軍部隊とその性格が異なっている。国防部傘下の部隊だが、一般現役兵ではない、体育特技を持つ兵士が入隊するところが尚武だ。運動選手の部隊員たちは普段から競技力を維持する必要があるため、一般的な兵士とは違うシステムの中で運用されるしかない。
部隊内で訓練できる種目があり、やむを得ず部隊を離れなければならない種目もある。各種のトレーニングと大会参加のために、尚武の選手たちは外部への出入りが一般兵士よりも自由である。また負傷などによる治療とリハビリという名目がつくと、外部の出入りがさらに容易となる。
制御範囲が部隊の外に拡張されるため、より強い規律が要求されるところが尚武だが、実際にはそうではないのが現実である。上下関係が厳しい運動選手たちが集まっているため、管理がうまくできているという話も昔の言葉だ。スター意識に浸っている選手たちが軍人の身分を忘却した行動を相次いで展開し、コントロールが全く効いていない状況。昨年6月に「風俗店出入り波紋」を起こした芸能兵士たちに劣らず、尚武の選手たちも変わりはないという声も上がっている。
交通事故に遭ったキム・ウォンジュンらは、6月16日から外部合宿所で生活し、6月27日は民間人監督に「炭酸飲料を買ってくる」と許可を得て外出した。一般兵士であれば、外出自体が許されないため、特権議論が提起された。
より大きな問題は、キム・ウォンジュンらは嘘をついた後、とんでもない行動をして事故に遭ったという部分だ。一行は車に乗って合宿所から約3km離れたマッサージ店で2時間のマッサージを受けたあと、合宿所に戻ってくるところで交通事故に遭った。軍服務中の現役兵が休暇ではない状況で宿泊施設から遠く離れて個人的な行動をした部分は、軍法を破った犯罪だ。「重い処罰」を受けて当然である。

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