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[REPORT] ユ・スンホ除隊!「これからは幸福を与える俳優になりたい」

THE FACT JAPAN / 2014年12月4日 14時13分

4日午前、江原道(カンウォンド)華川郡(ファチョングン)にある陸軍新兵教育隊の前で俳優ユ・スンホの除隊報告式が行われた。|チェ・ジンソク記者


たくましくなった。除隊申告を終えて苦楽をともにした部隊員らとあいさつを交わしたユ・スンホは、万感こもごもいたるといった顔で涙を抑えながらファンと報道陣の前に立った。早朝から現場に駆けつけて待っていたファンらは一斉に歓呼し、そんなファンにスンホは何度も「ありがとうございます」と深く頭を下げた。
昨年3月、“国民の弟”と呼ばれた彼は、坊主頭になって静かに入隊した。そして今、韓国の健康な男なら義務となる軍服務を終えて、本物の男になって帰ってきた。周りを気にしないで涙をこぼしてしまう顔は、相変わらず少年の感じがしたが、キレのある挙手敬礼と歩き方は男になっていた。映画「おばあちゃんの家」(02)でフライドチキンが食べたいとおばあにせがんだ少年は、こうして“男”になった。
4日の午前9時半ころ、江原道・華川郡にある新兵教育隊の前に、ユ・スンホが姿を現した。現場に集まった約70人のファンらは、遠くから歩いてくる彼から一瞬も目を離さず、かかとを上げながら見つめていた。
マスコミに知らせず、ファンサイトに「いってきます」とメッセージを残して静かに入隊した彼。その時とは違って多くのファン、報道陣の熱気に感激の表情を浮かべた。花束とケーキを渡したファンに「何をここまでいらしたんですか…」と震える声でお礼を言った。

記者が「除隊、おめでとうございます!」と声をかけると、泣いていた彼はようやく笑顔をみせた。涙声で「昨年の3月5日に入隊しました。その時はちゃんとあいさつしなかったので申し訳なかったし、寂しい気持ちでしたが、今日こうして除隊する時は、正式にごあいさつができて感謝しますし、嬉しいです」と感想を伝えた。
この日ファンと報道陣の関心を寄せたのは、除隊後の復帰作。多くの俳優たちはある程度役者としての立地とイメージを築いたあとに入隊するが、彼は子役から成人役者に変わる過度期に入隊を選んだからだ。
ユ・スンホは2007年ドラマ「太王四神記」でペ・ヨンジュンの子役として出演し、高句麗の太子タムドク(談徳)の子供時代を演じた以来、“子役”から離れる準備を進めた。「善徳女王」(09)での幼い皇帝キム・チュンチュ(金春秋)や、「勉強の神」(10・韓国版ドラゴン桜)ではおとなしい高校生。そして入隊前の作品となった「会いたい」で、ヒロインのユン・ウネと9歳の年齢差を感じさせないロマンスを繰り広げたものの、まだ“弟”または“少年”の匂いが残っていた。そんな理由で多くのファンは、二十という若い年齢に入隊を決めたスンホに拍手を送った。2年という時間をひたすら成長することに集中できる、除隊後には初々しかったイメージを脱いで成人役者として生まれ変わるというたくさんの期待と予想。これを意識しただろうか、スンホはすぐ復帰作について言及した。映画「朝鮮魔術師」が有力と言っては「一生懸命がんばって、幸福を差し上げられるように努力します」と期待を寄せた。

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