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KNTVオフィシャル『華政』(原題)、イ・ヨニ、キム・ジェウォン、ソ・ガンジュン、ハン・ジュワン合同インタビュー

THE FACT JAPAN / 2015年8月10日 11時16分

――貞明公主が大人になって初めて登場するとき男装していましたが、いかがでしたか?イ・ヨニ:最近は、女優が一度くらい男装するのが、ある意味では劇中の面白い要素のひとつになっているようです。だから、貞明公主が男装した姿で登場したことで視聴者の視線を引きつける要素になったと思います。でも、実際に歴史の中での光海君は貞明公主が死んだとばかり思っていたんですが、これは史実的なベースがないので、作家が作ったストーリーのひとつです。日本に連れて行かれて、そこで硫黄鉱山の奴隷になります。そこで生き残るためには男装をするしかない……そんな役柄です。
――男性の演技をしながら、低音でせりふも言って……。イ・ヨニ:普段から私の声はハイトーンではない方です。でも、とても大変でした。男性が使う口調だったり、そういう部分が難しかったです。
――難しかったせりふはどんなものがありますか?イ・ヨニ:「오(オ)」で終わる口調自体が簡単ではありませんでした。「해보시오〜(ヘボシオ/してください)」とか……そういう部分ですかね。
――重要なシーンのひとつに、逃げていて船を探しに行くけどすでに出航していて船はなく、ホン・ジュウォンに会って号泣するシーンがありますが、そのときはなぜそんなに号泣したんでしょうか?イ・ヨニ:朝鮮に本当に行きたかったのに、朝鮮に行くためにどうにか耐え伸びて生きてきたのに、結局はジュウォンが助けてくれず、本当に仲が良かった友であるジャギョンを置いて来るシーンだったので号泣したのだと思います。
――朝鮮に行くという意思は、どんな心境でしたか?イ・ヨニ:永昌大君が光海君によって殺されたという知らせを聞いて、貞明公主も生きていく気力がなかったんですが、「私が朝鮮に戻って、弟の復讐をしよう」という気持ちのために、生きようとする意思が再び湧いたんじゃないでしょうか。
――その当時、ホン・ジュウォンに会って、以前親しかったホン・ジュウォンだということに気づくじゃないですか。そのとき、なぜそれを明かさなかったのか、その理由はなんですか?イ・ヨニ:まずは、ジュウォンが私に気づかなかったので、気軽に自分の身分を話すのが難しかったと思いますし、ジュウォンを通じて朝鮮に行かなければならないので、私だということを明かすのをためらったんだと思います。ずっと一緒にいるうちに、ジュウォンが光海側の人間だということを知った後は余計に言いづらくなったんだと思います。
――朝鮮に行き、光海君に会ったら、どんな復讐をしようと思っていますか?イ・ヨニ:今は復讐の相手を見つめながら、その相手に会うために走り続けているじゃないですか。でも、いざその相手に会ったら、どんな復讐をするべきなのか……。複雑で微妙な感情になると思います。
――ジュウォンは貞明公主に会ったのに、気づきませんでした。その後気づくことになりますが、そのときを回想して、自分がばかだったと思っているのでしょうか?実際に、男装していたら気づかないと思いますか?ソ・ガンジュン:誰が見ても、貞明公主でしょう……(笑)。イ・ヨニ:でも、すごく幼いときとは、成長して違うから……。ソ・ガンジュン:公主ということはわからないかもしれませんが、男性だとは思っていないと思います。実際なら。ハン・ジュワン:大人になって現れたら、気づかないかもよ?
――とにかく、劇中では気づかないキャラクターですよね。もどかしくなかったですか?ソ・ガンジュン:正直、もどかしいですよね。その後、朝鮮に戻ってからもイヌは貞明を見た瞬間、手首を見て「女性の手首だ!」と一瞬で気づくのに……。僕はそれを聞いても「何?何?」って……(笑)。ハン・ジュワン:身体的な部分のせいなら、ジュウォンはその当時の男性としてはとても恥ずかしがり屋で、そういう点に関してとても重要視する、マナーある青年だったので、さらにわからなかったのかもしれません。ソ・ガンジュン:すごく純粋だから、演じていてもどかしいです…。キム・ジェウォン:さっき自分のキャラクターの説明をするときは、すごくスマートですべてを兼ね備えているように話していたのに……(笑)。ソ・ガンジュン:学問に関してはすごく頭がいいのに、異性に関してははまったく……。ハン・ジュワン:恋愛に関しては、全然だよね……。

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