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「2015新大久保映画祭」がいよいよ開幕!7カ国17作品を上映

THE FACT JAPAN / 2015年8月14日 23時59分

「2015新大久保映画際」が14日、幕を開けた。|写真:安宰範


「未来に向いて共に歩こう」「多国籍化・重層化が進行する新宿区において、映画というコンテンツを通じて相互の文化を尊重し、理解を深められる」「日本、韓国、中国、ベトナム、ネパール、タイなど、さまざまな国籍の人々が、立場や利害関係を超えて一つになれる」というテーマで、第2回目を迎えた「2015新大久保映画際」が8月14日午後、いよいよ開幕しました。今年は、韓国映画をはじめ、日本、日韓合作、中国、日中合作、タイ、トルコ、ネパールベルギー韓国合作など7カ国からの17作品の出品が決定し、15日(土)より新宿区大久保にある K-StageO! にて上映を開始します。開幕式が行われた都内の駐日韓国文化院・ハンマダンホールでは、日韓政財界の著名人らをはじめ、一般招待客、映画関係者、俳優、公式応援団、そして上映作品の監督では、昨年観客1400万人を動員し、韓国歴代2位の興行成績をおさめた大ヒット映画「国際市場で逢いましょう」のユン・ジェギュン監督(46)、韓国映像資料院が選定した歴代韓国映画トップ10の中に「星たちの故郷」(74年)「風が吹いて良い日」(80年)「バカ宣言」(84年)など3作品が選定された韓国映画界の巨匠イ・ジャンホ監督(70)が出席して、注目を集めました。

同映画祭の呉永錫 実行委員長の開幕宣言から始まった開幕式。まずは、実行委員会の保坂三蔵会長からあいさつの言葉が伝えられた。「歴史とは文化と文化の衝突という学者の言葉があり、さすれば、新しい時代を切り開くためには、文化の力を借りるのが一番早いのではないかと、誰もが考える」と、これからは多忙面の文化で互いの文化を供用していくことを強調しつつ、今年が日韓国交正常化50周年の記念すべき年に似合うようなすばらしい年になるとともに、映画際の成功と多文化共生の街として新大久保が発展することを祈願した。次は、同じく映画際の実行委員会の会長を務める在日本大韓民国民団・東京地方本部の金秀吉団長からのあいさつがあり、今年の映画際がすばらしい成果をあげることを願った。

祝辞には、新大久保映画際への支援を惜しまなかった大韓民国大使館の柳興洙 特命全権大使が登壇。韓流の発祥の地である新大久保地域が、日韓関係の厳しい局面のため訪問客が減って懸念される状況でも、同地域を「文化の街」として新しく跳躍させるために映画際が開催されることを激励しつつ、「未来に向いて共に歩こう」という映画祭のテーマのように、この映画際が単なる文化行事に留まることなく、商店街の人々が中心となって、アジアの国々の多様な国民とともに交流し、協力する場になることを期待した。

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