XIAジュンスの聴音会レビュー:『絹の道』は“必ず” 2回以上聴くこと
THE FACT JAPAN / 2015年10月17日 8時0分
もちろん『この歌 おかしいでしょ』のようなスタイルの曲は『絹の道』だけだ。タイトル曲『必ず昨日(Yesterday)』から、アコースティックバージョンでアレンジした『TARANTALLEGRA』『Incredible』『FLOWER』まで、XIAの今作には貴重なトラックでいっぱいだ。
特に今回のアルバムは、諸ジャンルの楽曲が収録されていることが特徴。自分で「UNPRETTY RAP STAR」と「Show Me The Money」の熱血視聴者と明かしたXIAジュンスらしく、アルバムでは聴いてうれしいラッパーたちの声が登場する。
男女の間で隠密な恋物語を表現したおもしろい歌詞が際立つ『Midnight Show』では、「UNPRETTY RAP STAR」シーズン1の優勝者Cheetahの声が盛り込まれた。『絹の道』のフィーチャリングは、最近ヒップホップ界で注目を集めるラッパーのBewhYが務めた。Giriboyがフィーチャリングした『OeO』は、XIAのボーカルとエレクトロビートが調和を成した躍動的でパワフルなダンスナンバーだ。
ソロとしては初めてバラードナンバーをタイトルにしたXIAジュンスは、タイトル曲『必ず昨日』を「作曲家さんの名前もみないで選んだ曲」と紹介した。『必ず昨日』は、ユニークな感性とボーカルでマニアックなファンを保有するシンガーソングライターのシム・ギュソン(Lucia)が作曲作詞した楽曲で、彼女がほかのミュージシャンに曲をあげたのは、XIAジュンスが初めてである。
『行かないで』『ごめん』『蝶』など、XIAの前作でバラードトラックを作曲した会長様の作品である『ウサギとカメ』も、秋の情趣に相応しい雰囲気でオーディエンスを誘惑する。切除されてスマートな編曲に加わったXIAジュンスの淡白なボイスを期待していただきたい。
XIAジュンスの新譜「必ず昨日」は10月19日(月)リリース。
THE FACT|チョン・ジニョン記者
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