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メンバーの半分が「軍入隊」...それでもSUPER JUNIORが健在する理由は

THE FACT JAPAN / 2015年10月16日 18時53分

人気トップのグループSUPER JUNIOR。デビュー10年目を迎えた彼らは、今年だけで5人のメンバーが入隊した。|ぺ・ジョンハン記者

15日、ドンへが入隊した。SUPER JUNIORのメンバーのうち、7番目の入隊者だ。これにより、11人組で活動しているSUPER JUNIORは、メンバー4人が現役兵士になった。さらに、現在放送中のドラマ「彼女は綺麗だった」で大活躍しているシウォンも来月入隊する予定だ。
◆デビュー10年目、変わらない「E.L.F」の支持!2005年に歌謡界に登場した、デビュー10年目のSUPER JUNIORは、今年だけでソンミン、シンドン、ウニョク、ドンへ、シウォンなど5人のメンバーを軍隊に送っている。去る5月にはイェソンが国防の義務を果たして除隊した。本当に軍隊と縁が深かった一年だ。
一人の彼氏を軍隊に送ることも大変なのに、なんと11人のお兄さんを軍に送らなければならないE.L.F(SUPER JUNIORの公式ファンクラブ)の心情は如何ばかりであろう。去る2010年、メンバーのカンインの入隊からSUPER JUNIORの入隊ラッシュが始まり、一人が戻ってきたと思いきやまたも一人が行ってしまうパターンが繰り返している。ファンとしてはすごく疲れる状況だが、E.L.Fらの支持は今も強力だ。


2005年にデビューした当時、SUPER JUNIORを見る大衆の視線は大きく分かれた。10年前までは12人という大員数は破格だったため、「SMエンターテイメントの練習生大放出か」という嘲笑もあった。ボーカル、バラエティ、演技など、それぞれ特化したメンバー構成も以前まではなかった新しい試みであった。
“メンバーが変わるユニークなアイドルグループ”を掲げたSUPER JUNIORは、翌年、キュヒョンという名前の新メンバーを迎え入れた。メンバーの“卒業”というシステムに馴染みのなかった10年前の韓国だ。他のメンバーが補充されたり、既存のメンバーが卒業したりする状況にファンが愉快な気分になるはずがない。
E.L.Fの試練は続いた。SUPER JUNIOR-K.R.Y.、SUPER JUNIOR-Tなどさまざまな形のユニットでブレイクしていた2007年、メンバーたちが交通事故に遭うことが起ったのだ。特に最後に合流したメンバー・キュヒョンは、この事故で生死の岐路に立たされる深刻な状態だった。


中国での活動のため、メンバーにヘンリーとチョウミを迎え入れた、SUPER JUNIOR-Mを誕生させる試みもあった。最もメンバー数が多い男性アイドルグループとしてデビューしたSUPER JUNIOR。すべてのものにこれまでのなかった新しい実験を試みたが、その分、世間の雑音は多かった。
戦争を共にした人の間で戦友愛が生まれるように、何度も辛いことを経験しながら、SUPER JUNIORとE.L.Fの間にも固い絆が生まれた。単に顔がハンサムだから、歌がトレンディだからではなく、嬉しい日、悲しい日を一緒にすることで形成された愛と支持であった。このように積んだ信頼と連帯感は、現在もE.L.Fが長い時間「SUPER JUNIORの入隊ラッシュ」を耐える原動力となっている。
◆第2の『Devil』『MAGIC』を期待韓国では「ギャグドル(ギャグ+アイドル)」とも呼ばれているが、SUPER JUNIORは「グローバル帝王」という修飾語を持つくらい、全世界でものすごい愛を受けているグループだ。2009年発表した『SORRY, SORRY』が台湾の音楽サイトKKBOXで121週間も1位をしたことは、うんざりほどよく知られている「SUPER JUNIORの威厳」の事例だ。

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