1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

[インタビュー] 映画「代立軍」ヨ・ジング、役者としての自分を語る!

THE FACT JAPAN / 2017年6月7日 15時52分

©フォックスインターナショナルプロダクション

俳優のヨ・ジングは8歳の2005年、映画「サッド・ムービー」でデビューした。以後、「イルジメ(一枝梅)」「ジャイアント」「武士 ペク・ドンス」「太陽を抱く月」 などのドラマや、「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」「霜花店」「ファイ:悪魔に育てられた少年」などの映画に出演。様々な作品で演技力を認められてきた。最近では、先月31日に韓国で公開された「代立軍」(監督:チョン・ユンチョル)で、幼い光海(クァンへ)の役を演じている。

「代立軍」は1592年の壬辰倭乱(日本の“文禄の役”)の際、中国・明に避難した君主・宣祖に代わり、軍と朝廷を率いる世子(王の跡継ぎ)・光海(クァンへ)と、生存のために他人の軍役を代わりに引き受けた代立軍が残酷な戦争に立ち向かって運命を共にしたストーリーを描いた作品。

演技力、ルックス、そして女性ファン好みの低い声で、“子役”のイメージから“大人の役者”というイメージを獲得することに成功。女性ファンの間では「オリン・オッパ」というニックネームがつけられている。“オリン・オッパ”は、“幼い”“可愛らしい”を意味する韓国語・オリンに、“お兄さん”を意味するオッパとなっている。これについてヨ・ジングは「非常に嬉しい。ファンに近い存在でいられると思うし、“愛称”だと思う。一生そう呼ばれたい」と述べている。

以下、ヨ・ジングへのインタビューを一問一答形式でまとめてみた。

‐今回の作品が、20歳になってからはじめての出演作「実際、私は“大人としての演技”をすることに気を使わないほうでした。今回の作品でも大人としての演技を披露しようという考えよりは、(役を通じて)私自身の様々な姿をお見せしたいという気持ちが強かったです。私は、俳優として自分の演技の幅を広げることが重要だと考えています。自分自身のために様々な経験をしてみたいです。今もそうです。今回の作品もそういう意味で、私の新たな姿をお見せしたいと思い、出演することになりました」

‐よく知られている光海(クァンへ)のイメージとは違い、まだあどけなさが残っている光海を演じた。重点をおいたところは?「光海は“重い感情”を持っていると思いました。私がどのように演技をするかによって(映画の)雰囲気が変わるため、事前に監督と準備をたくさんしました。撮影前に会い、ドライ・リハーサル(カメラ無しでおこなうリハーサル)もたくさんしました。(事前に)試しに演じてみると、現場で考えついた感情をもって演じてみたいと思ったりしました。予め準備してきた感情は込めないようにしました。まだまだ不足しているとは思いますが、撮影現場で感じる感情を、光海に込めたかったんです。これまでの作品とは違い、落ち着いた感じを出したいと思っていました。それで演技が平凡でどこかつまらないものにならないかと心配していました。これまでの作品では自分の中で沸き上がってくる感情を演じたことが多かったですが、今回は“せせらぎ”のような落ち着いた感情を込めてみようと努力しました」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください