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[インタビュー] 映画「代立軍」ヨ・ジング、役者としての自分を語る!

THE FACT JAPAN / 2017年6月7日 15時52分

‐完成した作品を直接見て、感想は?「私の演技を見ると、(撮影前から自分が)準備していたことが見えたりして、客観的な立場で見ることができませんでした。他にも“このように表現したほうが良かったかな?”と思ったりもしました。自分の演技を見るたびに“私の姿”が気になりますね。誰かが言ってくれたらいいのに。公開後も緊張で震えそうです」

‐映画でダンスを披露していたことも印象的だ「監督や先輩方が一番心配していたシーンだったようです。私も撮影前から心配だったんですが、とりあえず私はダンスが苦手ですからね(笑)。コクス(キム・ムヨル)による歌も心配していたのですが、かなり時間がかかりました。撮影の前日の夜に、セリフ合わせをしたのですが、心配で心配でした。現場では体系的に撮影すると思っていたのですが、監督が一回フルショットで撮ってみようとおっしゃいました。ですが、私とキム・ムヨル先輩が(その瞬間)特別な感情が湧き始めたようです。個人的にはとても良いシーンだと思います。恥ずかしい気持ちもありましたが、上手く踊るために練習したというよりも、光海の感情をどのように表現するかに集中しました」

‐一番大変だったシーンは?「何といっても山を登るシーンが一番大変でした。だた登るだけでなく、代立軍の先輩方は駕籠を持ち、スタッフの方々は撮影道具を持って登らなければならなかったからです。ヒゲに傷跡のメイクもしなければならず、皆さん多くの苦労がありました。それでも私はいつも見守ってもらえる立場で、アクションシーンもそれほどなく、楽な気持ちで撮影に臨めたと思います(笑)」

‐イ・ジョンジェとの共演はどうだったか。「イ・ジョンジェ先輩には本当に感謝しています。とても頼りにしながら演技しました。先輩の演技を見て、たくさんのことを学びました。トウ(イ・ジョンジェの役名)の強烈なイメージもありましたが、少し弱い姿も垣間見えるそんな些細な設定を強調し、立体的な役作りをされていました。監督にも“ジョンジェ先輩の演技を見て盗んでこい”と言われました。私も立体的に見えるように努力をしました」

‐今や立派な大人になったと思うが、今後出演したい作品は?「今は、青春ドラマ・青春映画に出演してみたいです。感情的な演技を披露するよりも、今の自分を形として残せる作品に出会いたいです。不器用ではあるがそれを克服していく、そんな作品。私は成長をテーマにした映画やドラマへの出演が多かったように思います。そして、毎年1、2作ずつ出演できるのは本当に運が良いと思っています」

-今後また共演したい人は?「キム・ユジョンもそうですし、また共演したいと思う方々がたくさんいますが、具体的には考えていません。私と年齢が近い方と共演できるともっと面白い作品になるのではないでしょうか?」

-大人になって、何か特別なことはあったか?「『ファイ:悪魔に育てられた少年』(同映画はR18に指定されている)を購入し、成人になった1月1日に見ました。こういうことに意味を与えることが好きです。「ちゃんと守ったぞ!」という感じかな(笑)。今は『ファイ』で演じたような演技はできないと思います。その作品は、何も考えずに演じていたと思います。悪い意味ではなく、もっと頑張って褒められたいという思いで臨んだ作品です。でも今回「代立軍」では、そんな“欲”を抑えて私の本当の部分をたくさん見せたと思います」

THE FACT | クォン・ヒョクキ

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