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チャン・ヒョク、初の「キスされる」側でフ​リーズ状態に!?「ビューテエィフル・マイ​ンド」チャン・ヒョク インタビュー到着!

THE FACT JAPAN / 2017年6月15日 13時7分

●ホ・ジュノさんと共演した感想は?『火山高』という映画でホ・ジュノさんと出会い、十数年ぶりに再会しました。あの頃より魅力的で淡泊なイメージになりましたね。あの当時も今も、撮影現場で後輩たちにいいアドバイスをくださいます。それから、年を重ねたせいか温かみが増しました。演技の面でもね。以前は妥協しないイメージでしたが、今はすこし丸くなったように思います。

●ジュノさんから変化を指摘されたことは?“魅力的になった”と。個人的にとてもうれしい言葉ですね。

●2人で演じたときのエピソードは?ジュノさんとは対立シーンばかりで、笑顔のシーンがありませんでした。ふだんは笑いながらしゃべっているのに、撮影に入った途端笑顔を消して見つめ合うのが面白かったですね(笑)。

●『火山高』以降、親交はありましたか?『火山高』以来久しぶりに会いました。僕もジュノさんもそれぞれ忙しくて、偶然会うこともなくて。十数年ぶりに読み合わせの場で会いましたが、全然変わりませんでした。もちろん、性格的には丸くなりましたが、冗談を言ったり助言をくれたりするところは同じです。

●ドラマ全体を通して一番気に入っているシーンは?初めて涙を流した時ですね。患者のメッセージを聞き、涙を流した瞬間がヨンオの感情が最も表れたシーンでしたね。初めて本物の涙を流し自分の感情を感じたんです。自分でも気づかないうちにせきを切ったように涙があふれだす…一度きりの涙でしたが、最も印象的なシーンでした。

●泣く演技は難しくなかったですか?役の感情をうまくつかめれば涙は流せますね。一度はヨンオが泣くシーンがあればいいと思ってました。何度も泣くより、ずっと耐えてきた思いが一気にあふれだす涙のほうが価値があります。

●皆さんにお薦めのポイントやシーンは?医療ドラマですが、新しい形の作品にしたくて脚本家や監督俳優たちでいろいろと工夫しました。温かさの中にシニカルさがあります。主人公がシニカルですからね。無感情なヨンオが温かさを取り戻す過程が段階的に描かれています。それから病院で連続殺人事件が起こり、その謎に迫るというミステリーの要素もある。スリラーのジャンルにヒューマニズムを合わせたドラマですね。またラブコメとまではいきませんが、おとぎ話のようなロマンスも入っています。そういう部分が楽しめるポイントだと思います。

●NGを連発したシーン、楽しかったシーンを教えてください。どのシーンも難しかったですね。俳優はもともと表現したがるものでしょう?でもヨンオ役の場合、逆に表現しないほど人の好奇心をかきたてるので、演じたい気持ちをセーブするのに苦労しました。逆に言えば表現を抑えることでヨンオの淡泊さが引き立つので、いつもより動作による表現が少なくて済みました。そういう意味ではやりやすかったですね。それから冗談みたいな話ですが、神経外科の手術シーンは胸部外科よりも手術範囲が狭いため、撮影は不可能なので、具体的な手術箇所は画面に映っているだけなんです。その点でも胸部外科医の役より楽でしたね。

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