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【インタビュー】 チャン・ドンゴン、「デビューから25年…今後はコメディ作にも出演したい」

THE FACT JAPAN / 2017年9月22日 10時17分

写真:Warner Bros. Korea

チャン・ドンゴンといえば、韓国で“イケメン俳優の代名詞”として知られている。1992年にデビューしたチャン・グンソクはドラマ「息子と娘」に出演後、様々な作品でメインキャストを務めた。1994年に放送され自身が主演を務めたドラマ「最後の勝負」は、大学バスケのブームのきっかけとなるなど、ブームの主役として人気絶頂期を迎える。

その後も「敗者復活戦」「ホリデー・イン・ソウル」「恋風恋歌」などの様々な映画で活躍し、特に1999年に公開された映画「NOWHERE ノーウェアー」では映画界からも高評価が相次いだ。だが、全ての作品で高評価を受けたわけではない。出演する作品が酷評される時代もあった。しかし、チャン・ドンゴン自身が“代表作”に挙げたクァク・キョンテク監督の「友へ チング」(2001年)で華麗に復活を遂げた。

そして2004年に公開された主演映画「ブラザーフッド」は約1174万人の観客を動員し、青龍映画賞の男優主演賞を受賞。さらには「コースト・ガード」「PROMISE 無極」「タイフーン TYPHOON」「グッドモーニングプレジデント」「マイウェイ 12,000キロの真実」「決闘の大地で」などで、韓国だけでなく海外でも活躍し、海外スターらとも共演。2012年に放送されたドラマ「紳士の品格」では、中年の熟練された品格を兼ね備えた俳優としての一面を披露し第2の全盛期を開く。

2014年公開の映画「泣く男」に出演後、しばらくの間リフレッシュを兼ねて芸能活動を休んでいたチャン・ドンゴン。先月公開された映画「VIP」に韓国の国家情報院の要員役として出演し、約3年ぶりにスクリーンに帰ってきた。

先日ソウル市内のカフェでおこなわれたインタビューでチャン・ドンゴンは第一声に「休むことなく作品に出演し続けても、物足りないと感じるときもあるし、休んでいるときは、作品への準備が出来ていないと思うこともある。出演を決めるのは時期の問題ではないようだ」と述べた。

以下、チャン・ドンゴンとの一問一答

-今回の映画について、以前よりも自然体で演じているように見えるという意見がある。

「そう見られたかったです。実際のところ、これまでの出演作は役柄の感情が暗く重い感じで、感情の起伏が激しかったです。今回もそういうことがありました。『VIP』において唯一、感情のジレンマを持っているのがパク・ジェヒョク(自身が演じる役名)だと思っていました。(キム・ミョンミン演じる)チェ・イドや、(パク・ヒスン演じる)リ・デボム、(イ・ジョンソク演じる)キム・グァンイルは感情が鮮明なキャラクターでした。パク・ジェヒョクは目的意識がはっきりしているキャラクターではありますが、自分の目の前で生じる状況についてリアクションをし、感情を表に出すように演じねばならないと考えました。監督と話を何度も交わし、裏で起こる“どんでん返し”が近づいてくるほど感情を出さないようにしました。仕事の時は諜報員の姿で、事務職のときは公務員の感じが出るようにと願っていました。出演する役者が多い作品なので、自分の役を目立たせる欲望が出がちですが、より冷徹になってその欲を抑えるようにしました」

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