JYJ ジェジュン、“ビジュアル” + “実力派ロッカー”の再発見
THE FACT JAPAN / 2013年11月4日 10時29分
[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] "ロック"は、アイドル出身には乗り越えることができないジャンルとされた。しかしもう一人のアイドル出身のロッカーが誕生した。韓流スターJYJのメンバー・ジェジュン(28)がその主人公だ。
ロックに対する偏見と闘いながら、先月29日に初の正規ソロアルバム「WWW」を発表した彼は3日、ソウル三成洞(サンスンドン)コエックスでアジアツアーソウル公演を開いた。同公演でジェジュンは偏見を破ってロッカーとしての可能性をはっきり印象付けた。ビジュアルと実力を備えた次世代のロッカーが誕生したという評価だ。
同日午後6時の公演開始前、全世界から集まった7000人のファンはJYJのジェジュンではなく、ロッカーのジェジュンがステージに上がることを待っていた。真っ赤なライトスティックを振りながらジェジュンの名前を連呼し、開始前から公演場の雰囲気は熱かった。
強烈なビジュアルが魅力的なオープニング映像とイントロが終わった後、カプセルに乗って空からジェジュンが降りてきた。正規アルバムの収録曲『9+1#』をはじめに『バタフライ』、『ロートンラブ』まで、ジェジュンは休まず熱唱し続けた。その彼の努力で公演場の雰囲気はすぐに盛り上がった。『キスB』、『Now is good』、『Don't walk away』などでの高音もスムーズに歌い、現場のファンを熱狂させた。
ビジュアルは完璧だった。ジェジュンは黒のファーコートにレザーパンツをマッチし、ロッカーのファッションの真髄を披露した。また他のステージでは、ニットに引き裂かれたホワイトパンツをコーディネートして、“やわらかいカリスマ”を発散したり、薄紫色のジャケットと黒のジーンズで中性的な魅力も見せた。強烈なスモーキーメーキャップと、ネックラインに乗って流れる汗はセクシーそのものだった。
ファンに向けたサービス精神は、素晴らしかった。時々に上着を脱衣して現場のファンを熱狂させたり、強烈な眼差しが加わった表情とジェスチャーは、女性ファンたちの心を強打するのに十分だった。ファンに渡す挨拶や雰囲気を主導コメントも魅惑的だった。ある女性ファンは、「マネキンのような姿だ。人形じゃないですよね」などの感嘆詞を連発し、ロッカーに変身したジェジュンのビジュアルに口をつぐむことができなかった。
ソロ正規アルバムタイトル曲『Just Another Girl』を最後に公演は終わったが、現場の観客たちは席をはずさずにジェジュンの名前を叫んだ。すると、ジェジュンは、より強烈なロック音楽を持って、またステージに立った。今年2月に発表したミニアルバムの収録曲『Mine』で再び会場をロックの熱気で埋め尽くした。 2時間のコンサートを率いて舞台を縦横無尽した彼だったが、まだロックスピリットは強烈だった。
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