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科学館の実験イベントでアクリル製の筒が破裂 破片が小学生らにあたり4人けが 北海道旭川市

STVニュース北海道 / 2024年4月23日 16時7分

北海道旭川市の科学館で4月20日、実験イベント中にアクリル製の筒が破裂する事故があり、小学生など4人が負傷する事故がありました。

事故があったのは旭川市科学館サイパルです。

科学館によりますと、4月20日午後1時45分ごろ、開催されたイベントで「圧縮発火装置」の実験を行ったところ、アクリル製の筒が破裂し、その破片が観覧していた小学生らにあたったということです。

この事故で、約3メートルの距離にいた子ども3人を含む4人の頬や胸、ひざに破片が当たって出血し、このうち母親と小学生の女の子が病院で手当てをうけ軽傷と診断されました。

実験ショーでは54人が観覧していたということです。

「圧縮発火装置」の実験では、両側にゴム栓をしたアクリル製の筒を立て、棒で上から急激にゴム栓を下に押して内部の温度を上昇させ、中に詰めているティッシュペーパーを発火させます。

この日は、1回目の実験でティッシュペーパーにうまく発火できなかったことから、「フラッシュコットン」という燃えやすい綿を中にいれて再度実験が行われていました。

旭川市科学館はこのフラッシュコットンの量が多かったため、過度の発火が起こり、アクリル製の筒が破裂したとみています。

科学館では今後、安全が確認されるまで火を扱うすべての実験イベントを取りやめるとしています。

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