「職場に不満があった」職場の建物に火をつけようとした疑いで団体職員の男（26）逮捕 札幌市

札幌市・厚別警察署は2024年10月24日、非現住建造物等放火未遂の疑いで札幌市白石区に住む団体職員の男（26）を逮捕しました。

男は24日午前4時10分ごろ、札幌市厚別区厚別中央1条4丁目にある自身の職場である建物内に放火しようとした疑いが持たれています。

警察によりますと、建物内の警備会社のセンサーが感知し、110番に通報されました。

近くにいた警察官が通報から1分で駆けつけたところ、男が建物の窓から出てきたため職務質問し、その後に取り調べを行い、逮捕に至ったということです。

建物は犯行当時無人で、火は扉や床などの表面が焼く程度にとどまりました。

調べに対し、男は「自分の勤めている会社に放火したことは間違いありません」と容疑を認め、「職場に不満があった」と話しています。

また、男が「ガソリンをまいて放火した」とも話しているため、警察はガソリンを使用したかどうかなど、事件の詳しい状況を調べています。