女優業にも知性は必要!?あまり知られていない“実は高学歴”な女優さん達!
日本タレント名鑑 / 2015年8月6日 11時15分
基本的に身一つで勝負する女優というお仕事。最近、高学歴の方が増えてきた気がしませんか?女性の社会進出の追い風もあり、女性が主演の社会派ドラマも増えています。もしかすると、女性には今まで以上に“知的さ”が求められているのかもしれません。今回は、そんな演技力と知性を兼ね備えた“高学歴女優”についてまとめてみます。
女優業と受験勉強と
子役から大活躍されている井上真央さんもその一人。『キッズ・ウォー~ざけんなよ~』シリーズでの、自由奔放で強気な女の子役で注目をあびた井上さんですが、実際は真面目でとても勤勉な性格。進学校である日本大学藤沢高等学校時代は、オール5を取ったこともあるとか・・・。井上さんの高校時代と言えば、社会現象にもなった『花より男子』出演中のはず。勉強の時間もなく家庭教師をつけていたそうですが、それにしてもありえないほどの秀才っぷりです。ちなみに、見事に受験を突破して進学した明治大学も優秀な成績で卒業されています。
同じく明治大学出身者といえば、主演ドラマ『探偵の探偵』も好調、コメディの軽いタッチから重厚な演技まで見せてくれる北川景子さん。本人の希望で、幼い頃からの夢である医者になるため勉学に励んでいましたが、志望学部へ届かず悩んでいた高校時代にスカウトされデビュー。希望の医学部ではありませんでしたが、せっかくの努力を無駄にしないために進学したといいます。「無駄にしないために」で明治大学に入ってしまうというのは、いやはやそれまでの努力に頭が下がる思いです。現在、知的な役どころも多い北川さん。それまでの努力や経験を無駄にせず、しっかり生かした良い例といえるかもしれません。
え?あの人も!?
園子温監督の『リアル鬼ごっこ』に主演中のトリンドル玲奈さん。清楚でかわいらしいイメージの彼女ですが、実は慶應義塾大学環境情報学部卒。芸歴も考慮されるAO(自己推薦)入試ですが、出身高校も進学校として有名な国際基督教大学高等学校出身ですので、どれだけ頭が良いかわかりますよね。もともと知的タレントとして売り出していましたが、キュートな見た目のイメージが強いため、最近はあまり知的な部分を前面には出していません。しかし、決してオバカ発言はしておらず、セルフプロデュース能力に長けた知的な方であることは間違いありません。
そして意外なところでは、下品な言動で話題をさらった『あやまんJAPAN』のメンバーでしょう。現在はみな、モデルやDJ、女優として活躍中です。リーダーのあやまん監督は中央大学出身。ルーキタエさんは東京外国語大学、そしてファンタジスタさくらださんは慶応大学出身です。ルー様ことルーキタエさんは「興味があることが沢山あり過ぎて片っ端から経験して行きたい」とも語っています。興味があれば深く調べて経験する、それは勉強も同じなのかもしれません。
高学歴女優は生き残る可能性が高い??
日本が誇る名女優の代表格、吉永小百合さんも高学歴です。老若男女の心をとらえる知的さや優しい雰囲気、憂いを帯びた表情など、どれをとっても素敵です。吉永さんは早稲田大学卒業。当時は芸能人枠ともいわれる特別推薦枠などありませんでしたし、当然一般受験です。すでに女優として大人気だった吉永さん。忙しい中、かなりの努力で入学されたことがうかがえます。こんなところも、人々が吉永さんを認めるゆえんでしょうか。
桐朋学園芸術短期大学出身の高畑淳子さんも実は慶応大学・早稲田大学など名門大学に軒並み合格された知的な女性。当時は演劇に特化した学部が少なく、演技を勉強するために桐朋学園芸術短期大学へ進学されました。
高学歴と言って思い出すのは、CM女王として君臨した東大出身の菊川怜さんでしょう。現在もコメンテーターや司会の仕事でひっぱりだこです。「頭が良い」というベースがあってこその天然ボケのかわいさがウケる、そんなタレントの代表格かもしれません。
もちろん知的イメージの必要のない、むしろそれが邪魔をしてしまうような役もたくさん存在するでしょうが、それも含めてやはり頭の良い女性は立ち回りも上手く、結果的に女優としても成功されている方が多いように思います。近年は芸歴を考慮されるAO(自己推薦)で進学のチャンスをつかむことも多いようですが、ベテラン女優さんや中堅女優さんも、実は高学歴や知的イメージのある方のほうが活躍の機会が広がるのでしょう。AO入試を利用される方が増えているのも、このような事情があるからなのかもしれません。
文/藤原ゆうこ
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