大谷翔平 41度目マルチ&メジャー初の1試合3盗塁、球団史上3人目、日本人選手初の“30本30盗塁”を達成、ド軍連敗を3でストップ
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月4日 12時55分
■MLB アスレチックス 0ー10 ドジャース(日本時間4日、カリフォルニア州オークランド、オークランド・コロシアム)
ドジャースの大谷翔平(30)は敵地でのアスレチックス戦で「1番・DH」で出場し、5打数2安打1四球3盗塁で打率は.309、今季31個目の盗塁をマークし、球団史上3人目となる“30本塁打・30盗塁”を達成した。1試合3盗塁はメジャー初となった。
前日3日に4試合ぶりの33号を放った大谷は試合後に「ここ数試合の、正直、状態はあんまり自分の中でもよくないかな」と話し、打ち取られた打球に対して「スピンがかかりすぎている、同じ打球速度でもやっぱりこう、伸びない要因がそこかなとは思うので、軌道が少しズレているのかな」と分析していた。
この日、アスレチックスの先発はM.スペンス(26)、今季メジャーデビューを果たし、大谷は初対戦。1回の第1打席、ストライクがなかなか来ず、カウント3-1から四球で出塁。すると2番・T.ヘルナンデス(31)の1球目から積極走塁でシーズン自己最多を更新する今季29個目の盗塁を成功。球団史上2人しかいない30本塁打・30盗塁の“30-30”に王手をかけた。
さらにT.ヘルナンデスのセンターフライで3塁へタッチアップ、何とか先取点を取ろうと機動力を生かしチャンスを作った。しかし、3番・G.ラックス(26)、4番・W.スミス(29)が倒れて得点出来ず。
2回、1死一塁で大谷の第2打席、1球目、外角高めのカットボールを振っていったがファール。カウント1-2から3球目、内角低め縦のスライダーに空振り三振に倒れた。それでも、2死から2番・T.ヘルナンデスがライト線へツーベース、3番・ラックスがレフト前へ2点タイムリーと、ドジャースは2死から打線が繋がり2点を先制した。
5回、2死走者なしで迎えた第3打席、カウント2-0とボールが先行すると、3球目、内角低めのカットボールをフルスイング、打球速度103マイル(166キロ)のゴロがセカンドを襲い強襲の内野安打。2試合連続のヒットをマークした。
7回の第4打席、アスレチックス3人目、左腕のS.アレクザンダー(35)と対戦。カウント3-1から外角低めのシンカーを見逃して1塁に歩きかけたがストライクのコール。ゾーンから外れていたが厳しい判定に大谷も気持ちが切れてしまい、続くボールを見逃して三振に倒れた。
9回の第5打席はアスレチックス5人目、左腕のK.ミラー(25)からセンター前ヒットを放ち、5試合ぶり、今季41度目のマルチヒットをマークした。さらに1試合2つ目の盗塁を成功させてシーズン30個目、野茂英雄氏と一緒にプレーしていたR.モンデシー(1997年、1999年)、M.ケンプ(2011年)に次ぐ球団史上3人目となる“30本塁打・30盗塁”を達成した。
これで止まらず、3塁への盗塁を成功させ、31個目。メジャー初の1試合3盗塁をマークした。打者一巡して回ってきた第6打席は見逃し三振。
大谷は5打数2安打1四球3盗塁で打率は.309、今季31個目の盗塁をマークし、球団史上3人目となる“30本塁打・30盗塁”を達成。チームはトレードでタイガースから加入したJ.フラハティ(28)が6回無失点の好投で移籍後初勝利、連敗を3で止めた。
大谷と首位打者争いをしているパドレスのL.アライズ(27)はロッキーズ戦で4打数1安打で打率は.306で、大谷は首位打者をキープしている。
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