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大谷翔平、悲願の世界一へ「出られるならやっぱり出たい」左肩はWS後に改めて検査「チームの士気だけは下げたくない」

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月29日 14時42分

TBS NEWS DIG

■MLB ワールドシリーズ第3戦 ドジャース 4-2 ヤンキース(日本時間29日 ニューヨーク、ヤンキー・スタジアム)

ドジャースがワールドシリーズ第3戦でヤンキースに快勝。初戦から3連勝を飾り、2020年以来の世界一に早くも王手をかけた。

左肩亜脱臼も「1番・DH」で先発した大谷翔平(30)は3打数無安打。2戦連続ノーヒットも四球(1回)と死球(9回)で2度出塁した。

試合後の会見に出席した大谷は左肩について「痛みもだんだん引いてきている。テーピングしたりしているので、いつもと違う感じはしましたが、そこまで大きくは違わない」と状態を説明した。

記者から「手術は必要ですか?」と聞かれると「そこまでの話は特にはしてないので、今シーズンが全部終わった後に、また改めてそれなりの検査をして、いい状態なのかどうなのかっていう。今の段階では問題ないんじゃないかなと思ってます」とした。

第3戦のニューヨークは気温が1桁台とロサンゼルスよりも寒く、試合は現地午後8時からスタート。会見でも「冷やさないことが大事と言われていたので」と話し、試合中も肩を温めていたという。

この日は塁に出ても左でユニホームの胸付近をつかみ、肩を固定させながらプレー。「試合の中ではもう、痛い痛くないっていうのはあんまり考えてないので。もう痛くないっていう気持ちでやってますし、悪化だけはしないように」と明かし、「ドクターに言われてるのは、なるべく固定してというか、(寝るときも)枕を挟んで固定したりとか、寝てないときは逆に動かして固まらないようにするのがいいとは言ってました」と昨夜の状況を話した。

「出場するにあたって不安はあったか?」の質問には「出られるならやっぱり出たい。出たいというか出る準備をするのが当然ことではあるので、その上でチームが出てほしいというか、必要だって言ってくれるのであれば、最善の準備をして試合に臨みたい」と、最後まで出場する気持ちだという。

チームメイトのM.マンシー(34)が試合前での会見で「大谷がニューヨークに向かうチームメイトにテキストメッセージで『自分は大丈夫』『試合に出るつもり』と送ってきた」と明かし、そのエピソードについては「実際に検査を受けて処置をすれば出れる状況だっていうことだったので、自分のベストを尽くしますよ(と伝えた)っていうことですね」と話した。

続けて「チームの士気だけはやっぱり下げたくはないですし、けが人もいる中で、皆が万全の状態で必ずしも出てる訳ではないので」とし、「その中で自分のできることっていうのをしっかりとやれれば」と“あと1勝”に向けて意気込んだ。
 

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